効率的な維持管理手法の構築を目指し、上下水道一体で管路劣化予測診断に取組みます。
水道行政が国土交通省に移管されたことに伴い、上下水道が連携して事業を推進する方針が示されました。
これを受け、今まで別々に取組んでいた業務をより効率的に行うため、AIによる管路劣化予測診断に上下水道が一体となって取組みます。
1 概要
漏水事故が多い塩化ビニル管を中心とした水道管路(約400km)及び1999年以前に埋設した
ヒューム管を中心とした下水道管路(約300km)を対象に交通・気象・土壌等の環境データや
本市が保有する水道の漏水事故、下水道管のカメラ調査結果データを加え、FractaJapan株式
会社(東京都中野区)のAI管路劣化診断技術を用いて、本市の状況に即した管路劣化予測
診断モデルを構築します。
これを活用し、管路の劣化予測値を算定、検証し、管路のリスク度合いを可視化します。
2 上下水道一体で取組むメリット
⑴ 交通、気象、土壌等の環境要因が、同一環境下に埋設されている水道、下水道管路に与
える劣化との相関性を可視化できます。
⑵ 水道、下水道管路を同時に劣化予測診断することでコストが削減できます。
3 期待される効果
上下水道両管路の劣化によるリスク度合いが同時に可視化されることで、より効率的な更新
計画や維持管理手法の検討が可能となり、将来的に上下水道が同調した更新工事によるコス
ト削減や工事規制等が市民生活にあたえる影響を低減させるなどの合理的なマネジメントに繋
がることが期待されます。
4 問合せ先
⑴ 水道に関する内容
上下水道部水道工事課 電話番号:0564‐23‐6342
⑵ 下水道に関する内容
上下水道部下水道工事課 電話番号:0564‐23‐6302
お問い合わせ先
担当部署:上下水道部総務課
電話番号:0564-23-6303