三河武士のやかた家康館企画展「短刀に魅せられて~もののふ最期のよりどころ~」を開催します。
三河武士のやかた家康館では、企画展「短刀に魅せられて ~もののふ最期のよりどころ~」を開催します。今回の展覧会では、日本刀のなかでも短刀を中心に展示します。
1 日時
令和7年2月1日(土曜日)~令和7年4月13日(日曜日)
9時~17時(入館は16時30分まで)
2 場所
三河武士のやかた家康館(康生町)
3 内容
短刀とは、現在では刃長1尺(約30センチメートル)未満の日本刀のことをさし、1番身近な武器として懐
中深く忍ばせることから「懐刀」とも呼ばれました。接近戦において敵を刺したり敵の首を掻いたり、とき
には自害の際に用いられたりと、武士(もののふ)にとっては自身の命を委ねる「最期のよりどころ」とい
えるでしょう。また、「お守り刀」として花嫁や、子どもの誕生祝いに送られる生活道具としても価値を見
出されました。
太刀や打刀のようなダイナミックさはなく、全体の姿・形が一見できる短刀ですが、それゆえに一寸の
狂いが命取りとなる製作は困難を極めるものであります。そうして刀工が心血注いで製作した短刀は、
美しい輝きを放ち古来より多くの人々を魅了してきました。
本展覧会にお越しいただいた皆様には、様々な地域や時代の短刀に“魅せられて”いただきます。
4 関連イベント
⑴展示協力者によるギャラリートーク
・日時
令和7年2月16日(日曜日)、3月15日(土曜日)
14時30分~(45分程度)
・内容
日本美術刀剣保存協会三河支部会員のかたが、御自身の短刀について熱く語ります。
・場所
当館エントランスホール集合
・参加費
入館料のみ
⑵日本刀相談会
・日時
令和7年2月16日(日曜日)、3月15日(土曜日)
10時~12時、13時~14時
・内容
日本美術刀剣保存協会三河支部会員のかたによる日本刀相談会です。
日本刀の見方や保管・手入れ方法など、あらゆる日本刀の疑問にお応えします。
※日本刀を持ち込む場合は必ず「銃砲刀剣類登録証」を御持参ください。
なお、日本刀の金銭的な価値をお伝えすることはできません。
・場所
当館回廊展示コーナー
・参加費
入館料のみ
⑶日本刀鑑賞会
・日時
令和7年3月1日(土曜日)、4月12日(土曜日)
13時30分~15時
・内容
展示ケースを隔てることなく、日本刀を御鑑賞いただけます。初心者のかたには鑑賞方法をレク
チャーします。
・場所
城南亭(岡崎城公園内)
・定員
各回10人(事前申込、先着)
・参加費
500円(抹茶一服付)
・申込
2月8日(土曜日)9時から電話にて受付
5 入館料
大人(中学生以上)400円
小人(5歳以上)/市民割(高校生以上)200円
6 主催
岡崎市
岡崎城公園指定管理者 一般社団法人岡崎パブリックサービス
電話:0564‐24-2204(家康館)
7 協力
日本美術刀剣保存協会三河支部
8 同時開催
どうする家康 大河ドラマ館 復刻展示ファイナル
・内容
どうする家康 大河ドラマ館 復刻展示にて、これまで展示してきた衣装や小道具などが見納めとなりま
す。お見逃しなく!
お問い合わせ先
担当部署:社会文化部文化振興課(三河武士のやかた家康館)
電話番号:0564-24-2204