保育園給食で異物混入が発生しました。

　本日、市内公立保育園1園の給食で提供した味噌汁において、ボタン型電池が混入した状態で調理する事案が発生しました。
　関係園児及び保護者にお詫び申し上げますとともに、今後このような事態が起こらないよう、職員への指導を徹底し、再発防止に取り組んでまいります。

1　判明日時
　　令和7年1月20日（月曜日）　11時15分頃

2　場所
　　大樹寺保育園　調理室（鴨田町）

3　混入物
　　ボタン型電池　1個（直径20ミリメートル・厚さ1.6ミリメートル、リチウム電池（水銀不使用））

4　喫食人数
　　園児136人、職員26人　計162人
　　※　現時点で健康被害は報告されていません。

5　経緯
　・味噌汁を回転釜で調理中、中心温度計を使用するため電源ボタンを押したが電源が入らず、
　 電池交換をするため、ボタン型電池を調理室内に持ち込みました。
　・電池交換前にもう一度電源ボタンを押したところ、電源が入ったため、電池交換をせずに
    使用し、交換のために持ち込んだボタン型電池は、そのまま調理室内に放置されました。
　・味噌汁は予定通り調理され、園児及び職員が喫食しましたが、その後、回転釜に残った
　　味噌汁を処分しようとした際、ボタン型電池が沈んでいることに気が付きました。

6　身体への影響
　　専門機関に確認したところ、ボタン型電池に水銀を使用していないことやボタン型電池に
　変形が見られないことから、液漏れの可能性は低いと回答を得ました。
　　念のため、今後48時間は消化管の異常に気を付けていただき、腹痛・嘔吐・顔色異常等の
　症状がある場合は、すぐに医療機関を受診するよう保護者に連絡するとともに、園児の体調
　変化を十分観察するよう、職員に周知徹底しました。

7　原因及び再発防止策
　・原因は現在調査中です。
　・調理室内に異物混入の恐れのある物を持ち込むことは不適切であったため、今後、電池
　　交換等の調理器具のメンテナンスは調理室外で行うとともに、職員への異物混入防止の
　　指導を徹底します。