第78回岡崎美術展(岡展)の作品審査を行いました。
第78回岡崎美術展の開催に先立ち、入賞作品の審査を行いました。
今回は、日本語、洋画、彫刻、書道、写真、デザイン、工芸の7部門に合計317点(一般199点、美術協会会員75点、審査員43点)の出品があり、岡崎美術協会から推薦のあった同協会役員により、合計59賞の入賞作品を選考しました。
出品状況、審査員の講評、入賞者などは次のとおりです。
1 展覧会
⑴ 会期
令和7年10月17日(金曜日)~10月26日(日曜日)
10時~18時(入館は17時30分まで。最終日は15時まで)
※10月20日(月曜日)は休館
⑵ 場所
岡崎市美術館(明大寺町)
2 ギャラリートーク
⑴ 日時
令和7年10月19日(日曜日)
ア 日本画・書道・写真・デザイン
11時~
イ 洋画・彫刻・工芸
13時~
⑵ 場所
岡崎市美術館各部門展示室(明大寺町)
3 表彰式
⑴ 日時
令和7年10月24日(金曜日)11時~
⑵ 場所
岡崎市福祉会館2階 201号室(十王町)
4 出品数、入選数及び賞数(一般応募者のみ)
部門 |
出品者数 |
出品点数 |
入選者数 |
入選点数 |
賞数 |
日本画 |
13人 |
13点 |
13人 |
13点 |
4賞 |
洋画 |
55人 |
59点 |
45人 |
46点 |
13賞 |
彫刻 |
5人 |
5点 |
5人 |
5点 |
2賞 |
書道 |
41人 |
41点 |
40人 |
40点 |
10賞 |
写真 |
58人 |
58点 |
47人 |
47点 |
14賞 |
デザイン |
8人 |
9点 |
8人 |
9点 |
3賞 |
工芸 |
14人 |
14点 |
10人 |
10点 |
4賞 |
合計 |
194人 |
199点 |
168人 |
170点 |
50賞 |
※上記とは別に、岡崎美術協会会員の出品作品75点(7部門)の中から9点が「岡崎美術協会員
特別賞」として入賞。審査員の出品作品43点は、審査対象外。
5 審査員講評
⑴ 日本画
年々出品数が少なくなってしまい寂しさを感じるものの、その分出品作品は力強く見応えの
あるものが多かったです。
市長賞の作品は特に力作で将来が楽しみです。
皆さんがそれぞれいろんなテーマを持って、一生懸命取り組んでいることがうかがえて良か
ったです。
⑵ 洋画
今回は出品点数も多く、前向きでありました事、地域文化の発展を感じました。
作品の内容としましては、「オーッ・・・!!」と思います作品が少なくなく、優劣を付け難くあり
ました。
私的に記録を残す写生画(風景画)の出品作品が思いのほか多く、確かに完璧に仕上がっ
ていましたが、展覧会に出品される作品は心象的に心に止めている想い、絵でなければ表現
し難い想いを心の赴くままに表現していただければ、より多様に表現された作品になるのでは
ないかと思います。
皆様方、十分にご意欲がおありですので、今一度視点を変えられて、自分でなければ描け
ない作品で応募されることを願い、また楽しみにしております。
⑶ 彫刻
金属、木、石、テラコッタの素材を生かし、金属の冷たさや鋭さ、木の温かさ、石の中に包
まれた時間、テラコッタの肌触りを感じられるバラエティー豊かな秀作が展示できました。
⑷ 書道
今回の出品作品を拝見させて頂き、まず感じたことはレベルの高い素晴らしい作品が多
いことです。
それらの作品の中から入賞されましたこと、大変名誉なこととお祝い申し上げます。市長賞
に選ばれました安藤 雄岳さんの作品は圧巻で、審査員満場一致での決定となりました。
今後是非とも、書道界で貢献していただきますよう期待しております。
⑸ 写真
今回は今までとは違うものを審査員の総意として選ばせてもらいました。
スナップ、風景共に良い作品が寄せられてよかったと思います。
⑹ デザイン
昨年に比べ出品数は減ってしまいましたが、個々の作品はそれぞれ個性にあふれ、感心
する物がありました。
ただ作品の傾向としてコンピューター処理されたものが多く、時代の流れと納得しつつ、
手描きの作品も今後増えていくといいと思いました。
⑺ 工芸
多種多様な技術技法がある中で今回も楽しく素晴らしい作品が集まりました。
ガラス・布・皮・紙・陶・糸 多様な作品を是非、ご覧ください。工芸は無限の可能性がありま
す。幅広い方の作品応募を期待します。
6 各部門の入賞者
添付資料1のとおり
7 岡崎市長賞受賞作品
添付資料2のとおり
関連資料
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お問い合わせ先
担当部署:社会文化部文化振興課
電話番号:0564-23-6977