令和3年度愛知県国民保護共同図上訓練を実施しました。
2022年2月2日(水曜日)、大規模テロや武力攻撃が発生した場合の対処能力の向上・関係機関との連携強化を図るため、国(消防庁)及び愛知県と共同で国民保護に関する図上訓練を行いました。
国際スポーツ大会開催中の岡崎中央総合公園で起きた爆破事案により、多数の死傷者が発生という想定で訓練を開始。
緊迫した雰囲気の中、逃走した犯行グループが検問を突破し、人質と共に図書館交流プラザに立てこもったという事案発生が伝えられると、他団体と連携を取り合うための「緊急対処事態対策室」ではすぐさま死傷者数や現場の状況が伝えられ、愛知県警や消防機関との連携を実施。
その後、逃走した犯行グループの所持品から爆発物が発覚するなど、刻々と状況が変わる中で、被害者の救助、D-MAT(災害派遣医療チーム)の出動要請、避難施設の開設準備や市民への情報提供、自衛隊の受け入れ、避難路を確保するための道路規制といったシミュレーションを行いました。
また、WEB会議システムを使用した緊急対処事態対策本部員会議では、対応の情報共有と愛知県知事に対し応援の要求などが伝えられました。
訓練が終わると、愛知県、豊橋市、豊田市の関係者が講評し、テレビ・電話など様々な情報手段の適切な活用法と情報共有の整理など改善点が示されました。