物置などにも固定資産税は課税されますか?
質問
物置などにも固定資産税は課税されますか?
ホームセンターで購入した簡易な物置を、庭に建てました。このような物置などにも、固定資産税が課税されるのでしょうか。
回答
家屋として一定の要件を満たした場合は、課税の対象になります。
固定資産税における家屋とは、土地に定着して建造され、屋根及び周壁を有し、居住・作業・貯蔵などに用いることができる状態にあるものとされています。したがって、地面やコンクリートの上に単に置いた状態では家屋と認定されません。しかし、基礎工事がしてある場合や、土地などに定着している場合は家屋として認定し、固定資産税の課税対象となります。
たとえば、プレハブ構造の小型ハウスやパネルガレージにおいてもブロック基礎を施工したものが多く見受けられます。その場合は課税対象となります。
パネル物置については、ブロックを寝かせて、その上に単に置いた場合は課税対象になりませんが、ブロック基礎を施した場合は課税対象となります。
また、家屋として認定されない物置などでも、事業用で使用していると償却資産に該当し、申告が必要となる場合もあります。
課税対象になるかどうかわからない場合は、資産税課へお問い合わせください。