農山漁村振興交付金(山村活性化対策)事業について
農山漁村振興交付金(山村活性化対策) を活用した取組
農山漁村振興交付金(山村活性化対策)は、山村振興法に基づき指定された振興山村において、農林水産物等の消費の拡大や域外への販売促進、付加価値の向上等を通じた地域経済の活性化を図るため、山村の特色ある地域資源の潜在力を再評価し、それらを地域ぐるみで活用するための活動を支援する国の事業です。
平成30年から令和2年度までの3か年、 岡崎市ぬかたブランド協議会(会長 眞木宏哉 岡崎森林組合代表理事組合長、事務局 岡崎市役所中山間政策課、農務課、森林課) が事業実施主体となり、農山漁村振興交付金(山村活性化対策)の交付を受けました。
この交付金を活用し、以下の取組みを実施しました。「おかざきかき氷街道」及び「おかざき鮎めし街道」は、愛知県知事から「いいともあいち食の街道」 に認定されています。
ぬかたの天然水・超軟水「神水」「仙水」と地元で採れた果実、お茶、野菜などをふんだんに使った、ここでしか食べられない「まるっとぬかた」のかき氷を9軒の飲食店が提供します。
「東海道中膝栗毛」に岡崎の美味しい物として登場した鮎と、炊き立てはもちろん冷めても美味しい「幻のお米」ミネアサヒを使用した料理を、6軒の飲食店が提供します。
3 自然薯・山菜・茶・その他農産物
既存商品を体系的に整理するとともに、地域資源の賦存状況の調査を行い、潜在力を再評価し、食文化や地域景観等とも結びつけながら、地域の魅力を引き出す活動を実施しました。
4 木材
木材等の資源を森林の恵みと捉え、少しでも製品化や有効活用に努め、端材・林地残材を活用できる仕組みづくりを目指すため、製材後の端材を利用し焚火の焚付材の販売を行いました。
5 薬草
森林伐採後の植林地、耕作放棄地等未使用農地において、良質なヨモギを栽培するための技術を検討しました。生産されたヨモギは、お茶の製造閑散期に合わせ、乾燥機を利用して乾燥条件等の検討を行い、食品又はヨモギ湯の使用に適する製品開発及び販売を実施しました。
6 その他
地域住民が協力して行う地域資源の活用に向けた人材育成に必要な技術、ノウハウ等の実践研修会の開催や研修への派遣を行いました。また、額田地域の農林水産物及びその加工品に統一して表示するブランドマークをデザインするとともに、地域内の周遊(食べ歩き・買物歩き・体験歩き)を誘発するスマートフォンアプリ、地域の魅力を発信するホームページ等ICTを使った情報発信を行いました。
お問い合わせ先
おかざきかき氷街道に関すること
岡崎市ぬかた商工会 電話番号 0564-82-3077
その他に関すること
岡崎市役所中山間政策課 電話番号 0564-23-6206
関連資料
- 平成30年度 農山漁村振興交付金(山村活性化対策)事業実施主体 評価結果(PDF形式 155キロバイト)
- 令和元年度 農山漁村振興交付金(山村活性化対策)事業実施主体 評価結果(PDF形式 153キロバイト)
- 令和2年度 農山漁村振興交付金(山村活性化対策)事業実施主体 評価結果(PDF形式 117キロバイト)
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