斎田ゆかりの地・綾川町(香川県)
斎田ゆかりの地・綾川町(香川県)の紹介
綾川町は、香川県のほぼ真ん中に位置し、平成18年3月21日に綾上町と綾南町が合併して誕生しました。総面積109.75平方キロメートル、人口約25,000人の町です。その名前は、町のなかほどを流れる''綾川''から名付けられ、のどかな田園と里山が織り成す讃岐ならではの風景でありながら、そこに新興開発地の活気が加わり発展を続けています。また讃岐名物うどんは空海によって原形が唐より持ち帰られ、弟子の知泉(滝宮生まれ)によってこの地に根付いたといわれており、綾川町は「うどん発祥の地」として名乗りを上げています。
綾川町では、主基斎田お田植まつりが毎年6月20日前後の日曜日に、主基斎田跡地にて開催されています。早乙女に扮した香川県立農業経営高等学校の女子生徒が、綾上小学校6年生が歌う「田植歌」にあわせ、大正当時そのままに「お手植え」をおこない、田植え後、香川県立農業経営高等学校の女子生徒と綾川町婦人会が「斎田踊り」を披露しています。植えつけしている苗は、香川県が開発した品種の「おいでまい」を使用しています。
岡崎市(旧碧海郡六ッ美村大字中島字丸の内)と綾川町(旧綾歌郡山田村)は、大正4年、大正天皇即位の大嘗祭で、「悠紀斎田」と「主基斎田」に選ばれたことを機に、「お田植えまつり」を始めとする斎田の保存・継承活動を行うとともに相互に交流を深めています。交流開始から30年の節目となる令和元年6月2日に、文化財の保存、伝統文化の継承、民間交流を活発化するため、両市町の間で交流提携を締結しました。
綾川町のホームページwww.town.ayagawa.lg.jp/(新しいウィンドウで開きます)