市指定:絵画 絹本著色善導大師像
絹本著色善導大師像
善導大師(613~681)は中国隋代の僧で、道綽について浄土教を学び、中国浄土教を大成した人物で、光明大師などとも呼ばれます。
本図は善導大師を合掌する立像として描かれています。金箔・銀箔を細い線状や三角形などの小片に切り、絵画や彫刻に貼り付けて輪郭線や文様を表す截金(きりかね)の手法を用いて描かれています。
本図の善導大師の口から雲気が出て、そこに3体の仏が出現している。名号を唱えるということを視覚化しているものと考えられます。
ふりがな | けんぽんちゃくしょくぜんどうだいしぞう |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(絵画) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 昭和35年3月10日 |
所在地 | 岡崎市本宿町字寺山 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 法蔵寺 |
管理者 | 岡崎市美術博物館(高隆寺町)寄託 |
時代 | 鎌倉時代 |
参考文献 |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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