市指定:絵画 絹本著色方便法身尊影
絹本著色方便法身尊影
来迎印を結んだ阿弥陀如来の立像です。
大きな頭光だけでなく、四十八条の放射光を発しています。この四十八条の光が阿弥陀如来の四十八の大願に対応するといわれています。 来迎図というよりむしろ名号を唱える際の本尊としての性格が強いです。
裏書に次のように記されています。 『大谷本願寺釈実如(花押) 文亀3年(1503)癸亥九月五日/方便法身画像/勝万寺門徒三河国/額田郡井ノ口西光寺 願主釈明心』
ふりがな | けんぽんちゃくしょくほうべんほっしんそんえい |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(絵画) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 昭和35年6月10日 |
所在地 | 岡崎市奥殿町字寺屋敷 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 西光寺 |
管理者 | 西光寺 |
時代 | 室町時代 |
参考文献 |
『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編さん委員会、1984年、441-442ページ |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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