市指定:絵画 絹本著色当麻曼荼羅絵
絹本著色当麻曼荼羅絵
奈良県当麻寺葛城市にある当麻寺に伝わる根本曼荼羅をもとにした写しのひとつで鎌倉時代の作です。
当麻寺の曼荼羅図とやや異なっていまおり、周囲に阿弥陀如来の四十八願にちなんで、阿弥陀如来を48体を配したものですが、、後に補筆したもので原図の二分の一に写しています。図は中央に阿弥陀如来、上方に宮殿楼閣、左右に宝樹、前方に八功徳水の宝池往生還相の船をうかべているもので用筆、賊杉いずれも超凡の作です。軸木墨書「延寶六年戊午八月吉祥日/後表補繪/於桑子村明眼寺/奉表具之者也 尾州名護屋住/表具師/村主三郎左衛門尉」とあり、遠方6年(1678)に補修したことがわかります。
ふりがな | けんぽんちゃくしょくたいままんだらえ |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(絵画) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 昭和36年3月30日 |
所在地 | 岡崎市大和町字沓市場 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 妙源寺 |
管理者 | 妙源寺 |
時代 | 鎌倉時代 |
参考文献 |
『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』新編岡崎市史編さん委員会、1984年、459ページ |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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