市指定:絵画 曼荼羅仏絵図
曼荼羅仏絵図
奈良県当麻寺葛城市にある当麻寺に伝わる根本曼荼羅をもとにした描かれたもので、15世紀前半頃に作られました。
表装表面に「当麻曼荼羅 願主誠讃房 檀那性願禅門 于時嘉吉元年季八月一〇日 三州麻生阿弥陀寺」とあり、嘉吉元年(1441) 8月10日に誠讃房が願主となり、
性願禅門が施主となって阿弥陀寺に収めたということがわかります。性願禅門は天野長弘の事で、額田郡中山郷で勢力を誇った在地領主です。
ふりがな | まんだらぶつえず |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(絵画) |
員数 | 1幅 |
指定年月日 | 昭和45年1月10日 |
所在地 | 岡崎市桜形町字前田 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 阿弥陀寺 |
管理者 | 阿弥陀寺 |
時代 | 室町時代 嘉吉元5年(1441) |
参考文献 |
『新編岡崎市史 額田資料編1 文化財・考古・中世城郭』新編岡崎市史編さん委員会、2010年、164ページ |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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