市指定：工芸品 青磁花瓶
最終更新日令和7年6月5日 ｜ ページID 022154
青磁花瓶
中国最大の青磁窯といわれる龍泉窯の大型尊式花瓶です。口縁が大きく開き、頸部には花文を中心から二方向にに如意頭文を型打ちして貼付けています。胴部は肩と裾に縞蓮弁文を掘り出し、中央に薄い牡丹唐草文を貼り付け、底部は1段幅広く貼り付けた後に高台を削り出しています。やや緑がかった青磁釉が全体に厚くかけられていますが、底部には施釉されていません。元時代の14世紀に日本に大量に輸入された製品のうちのひとつと考えられています。松平氏から寄進されたものと伝えられています。
| ふりがな | せいじかびん |
| 指定（種別） | 岡崎市指定文化財（工芸品） |
| 員数 | 1口 |
| 大きさ | 高さ71.2ｃｍ、径31.8ｃｍ |
| 指定年月日 | 昭和35年3月10日 |
| 所在地 | 岡崎市本宿町字寺山 ＭＡＰ（新しいウィンドウで開きます） |
| 所有者 | 法蔵寺 |
| 管理者 | 岡崎市美術博物館（高隆寺町）寄託 |
| 時代 | 中国明時代 |
| 参考文献 |
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注意：文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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