市指定:彫刻 木造観世音菩薩立像
木造観世音菩薩立像
像高約67.7cmの菩薩立像です。木造の一木造で彫眼とし、内刳を施しています。
優しい丸顔や裳の正面に垂れる舌状の折り返しの短い形などからみて、平安時代後期、11世紀末もしくは12世紀初めの作品と思われます。宝髻、両肩から先、身体から遊離した天衣、両足先、持物などが候補になっています。
ふりがな | もくぞうかんぜおんぼさつりゅうぞう |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(彫刻) |
員数 | 1軀 |
指定年月日 | 昭和36年3月30日 |
所在地 |
岡崎市富永町字社本 清泰寺内 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 清泰寺 |
参考文献 | 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』 新編岡崎市史編集委員会、1984年、172ページ |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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