市指定:書跡・典籍・古文書 紙本墨書真福寺勧進帳
紙本墨書真福寺勧進帳
本書は長禄2(1458)年11月に、同年(一説には応永17(1410))2月27日の失火により全山が消失した真福寺を矢作住人徳賢が勧進により十万檀那援助を仰いで再興しようと計画した際の勧進帳です。勧進の経緯や目的の他に真福寺の由来等も書かれており、足利氏治世の当初戦勝を祈願して以降、寄進や造営など足利庇護を受けていたことが記されていますが、今回は勧進により再興を成そうとしており、檀那として足利氏の力が衰退していたことをうかがわせます。
ふりがな | しほんぼくしょしんぷくじかんじんちょう |
指定(種別) | 市指定文化財(書跡・典籍・古文書) |
員数 | 1巻 |
指定年月日 | 昭和35年6月10日 |
所在地 | 岡崎市真福寺町字薬師山 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 真福寺 |
管理者 | 真福寺 |
時代 | 室町時代 |
参考文献 |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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