市指定:書跡・典籍・古文書 明版大蔵経
明版大蔵経
2種類ある明版大蔵経のうち、明神宗万暦十二年(1584)に完成した明版大蔵経に属するもので、1586部、6771巻を770冊に収めています。各冊の末尾に「万暦丁巳歳夏五月径山化城寺識」(1577)等の刊記が刷れらています。
また、各冊に犬山城主成瀬氏から同家の菩提寺である名古屋市の白林寺に寄進された旨の印があります。これが後に名古屋の守鋼寺の所蔵となり、それを明治10年頃に暮戸教会が代金400円で譲り受け、経蔵が建立されました。
ふりがな | みんばんだいぞうきょう |
指定(種別) | 市指定文化財(書跡・典籍・古文書) |
員数 | 770冊 |
指定年月日 | 昭和36年3月30日 |
所在地 | 岡崎市暮戸町字葭野 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 暮戸協会 |
管理者 | 暮戸協会 |
時代 | 中国明代 |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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