市指定:書跡・典籍・古文書 親鸞聖人門侶交名牒
親鸞聖人門侶交名牒
親鸞の教えを受けた弟子たちの名前が書き連ねられた巻物で、浄土真宗の開祖親鸞の門流を記録した交名牒の最古の書写本とされているます。
その原本は元享元年( 1321)から康永3年の間に朝廷か鎌倉幕府へ提出するために作成されたとみられますが、現存していません。親鸞の直弟子48名をはじめとする約350名が、京都および東海・関東の8か国にいたことが知られ、開祖没後80年を経た時期の親鸞門派の広がりを示す重要な史料です。元禄17年(1704)に妙源寺の開祖念信を親鸞直弟とするように法脈の書き替えがなされています。
ふりがな | しんらんしょうにんもんりょきょうみょうちゅう |
指定(種別) | 市指定文化財(書跡・典籍・古文書) |
員数 | 1巻 |
指定年月日 | 平成21年3月23日 |
所在地 | 岡崎市大和町字沓市場 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 妙源寺 |
管理者 | 妙源寺 |
時代 | 南北朝 康永3(1334)年 |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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