桜花咲プロジェクト
プロジェクトの概要
平成28年に岡崎市の花となった 「さくら」は、近代においては今の岡崎城公園において明治時代に植樹されたことに始まり、以降市民をはじめ、市内外の民間企業や多くの協力者の支えを受けながら大切に守られてきました。
しかし、代表的な名所である岡崎城公園の桜のほとんどが寿命の時期を過ぎており、このままでは枯渇してしまう恐れがあることから、「桜花咲(おかざき)プロジェクト」と銘打ち、桜並木の再生・更新に取り組んでまいります。
桜の物語
岡崎市に咲き誇る桜には、これまで多くの人々に愛され、支えられてきた物語があります。明治6年、廃城令により岡崎城の天守閣などが取り壊され、城地は荒廃していきました。そんな中、現在の町総代にあたる地元の旧藩士の尽力もあり、旧本丸・二の丸の区域を公園として保存されることとなり、さらに明治13年から14年にかけて、当時の額田郡長の尽力により桜の植栽が始まりました。
これは、現在の岡崎市を彩る「さくらの物語」の始まりとされています。
それ以来、市民をはじめ、市内外の企業や多くの協力者の支えを受けながら、岡崎市の桜の景観が築かれ、そして大切に守られてきました。
しかし、月日が流れるにつれて桜の老木化が進んだことで多くの桜がその命を終えており、最盛期からみると半数以上の桜が枯れ、かつてのような桜の景観が失われつつあります。50年以上生き抜いてきた桜の姿が次々と消えていく光景は、これまでみなさんと築いてきた歴史そのものが失われるように感じています。
岡崎市が誇るこの桜景観を守り、次世代へ引き継ぐことは、岡崎の歴史と文化、そして街を支えてきた人々の物語を後世に語り継ぐことになります。
プロジェクトの資金
桜の植樹、樹木伐採や維持管理などのプロジェクト資金は、クラウドファンディングや企業版ふるさと納税などによって市内外の皆様からいただいた御寄附を充てさせていただいています。
※クラウドファンディングHPはこちら(現在は終了しています)
https://campfire.jp/projects/812806/preview?token=15o1q8ar&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_showプロジェクトの進捗状況
桜の植樹
桜の維持管理
ネームタグの取り付け
クラウドファンディングの御寄附の返礼品として、岡崎城公園内に植樹した桜にネームタグを取り付けさせていただきます。現在はネームタグの製作中です。取付完了まで今しばらくお待ちください。