Q.腸管出血性大腸菌感染症(O157など)とは何ですか。
回答
食品(生肉など)や水を介して、特定の大腸菌(腸管出血性大腸菌)に感染した場合に発症します。無症状や軽症で終わることもありますが、下痢や腹痛、血便や発熱といった症状がでて、時に重症になることもあります。感染してから3~8日後に発症することが多く、症状のある者の6~7%が溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重篤な症状を発症するといわれています。症状を呈した者は病院での治療が必要です。
感染しないためには、レバーなどの生食は控え、焼肉をするときには焼く箸と口に入れる箸は別のものにしましょう。また、感染者の便から感染するため家族内で発症した者がいる時には手洗いなどを行って十分に注意しましょう。
関連リンク
- O-157などによる腸管出血性大腸菌感染症に関する情報
- 腸管出血性大腸菌Q&A/厚生労働省ホームページ(新しいウィンドウで開きます)