O-157などによる腸管出血性大腸菌感染症に関する情報
O-157などによる腸管出血性大腸菌感染症に気をつけましょう。
腸管出血性大腸菌感染症とは
O-157などによる腸管出血性大腸菌による感染症です。感染しても無症状の方もいますが、激しい下痢(水様便や血便)や腹痛、おう吐などの症状が出ることがあります。菌に汚染された食物や水を口にしたり、感染者の便(汚染された手指なども含む)と接触することによって口から体内に入り感染します(経口感染)。感染して2から9日経ってから症状が出ます。発症者の約5%が、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)などの合併症を起こし、時には死亡することもあります。
注意事項 トイレ後や調理前は石けんでの手洗いを徹底してください。
- 菌は火をよく通すことで死滅します。食材には火をよく通してから食べましょう。
- 肉を生で食べたり、よく焼かないで食べたり、生肉に接触した生野菜を食べたりして感染することが多いので、肉を焼く「はし」と食べる「はし」は別々にしましょう。
- 肉のまな板は専用にするか、切った後すぐに洗剤でよく洗いましょう。
- 下痢等が続く場合は、風呂に入らずシャワーにし、タオルは別にしましょう。
- 下痢や腹痛が続く場合は、早めに主治医に受診しましょう。
O157などの腸管出血性大腸菌感染症について(チラシ)(PDF形式:16KB)
参考ホームページ
- 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(厚生労働省ホームページ)(新しいウィンドウで開きます)
- 腸管出血性大腸菌感染症Q&A(厚生労働省ホームページ)(新しいウィンドウで開きます)