第46回岡崎市消防職員意見発表会を実施しました。
令和5年12月26日(火曜日)、消防本部3階講堂にて「第46回岡崎市消防職員意見発表会」を実施しました。
各所属から選抜された代表者8名が、自らの経験を踏まえた提言や取り組むべき課題について発表し、東消防署本署2課の宇野夏生消防士(28歳)が最優秀賞に選ばれました。
宇野消防士は、救急救命士として出場した凄惨な現場で感じた無力感やストレスと、自分が消防士になる前に抱いていたヒーロー像とのギャップに悩まされた経験を踏まえ、消防職員の惨事ストレスに注目し、職員自らがそれを学ぶ必要性を訴えました。そして、「人の生死が日常にある仕事だからこそ、勇敢でたくましく、正義感が強いヒーローは時に、弱いのです。でも、それでよいのです。あなたを救ってくれる真のヒーローは、あなたのすぐそばにいるかもしれません。」と、消防職員に対し、現実を受け入れ、自ら学ぶことで前向きに対応していこうと、発表を締めくくりました。
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