(仮称)岡崎市食文化条例の制定に向けて取り組みます。
岡崎市は矢作川流域に人の営みが始まり、古くから交通の要衝として栄えてきました。また、温暖な気候と肥沃な土、矢作川・乙川の豊富な水に恵まれており、この気候と環境が多彩な農林水産物の栽培につながり、煮みそや味噌田楽、いがまんじゅうなど様々な郷土料理・郷土菓子が作られてきました。
その一方で、近頃は「食」の選択の広がりや生活様式の多様化、地域コミュニティの低下により、家庭や地域で郷土料理を食べる機会や、継承する機会が減少し、特色ある食文化の衰退が懸念されます。
こうしたことから、本市の「食」について歴史的背景や習慣を文化として将来へ引き継ぎ、市民の愛着が深まるよう食文化の普及・振興を目指していきます。本市の食文化が岡崎市民にとって共有の財産であることを認識し、保存・活用を図るため、基本理念や市民・事業者・市の役割を明らかにする(仮称)岡崎市食文化条例を制定及び具体的な取組みを示した行動計画を策定し、「食」によるまちづくりを推進します。
1 推進体制
食育推進会議(学識経験者、事業者、市民公募)
庁内ワーキンググループ(市役所内の横断的組織)
2 スケジュール
令和6年度 条例の検討、素案の作成、行動計画案作成
令和7年度 条例案の作成、パブリックコメント、議会へ提出
令和8年度 施行
お問い合わせ先
担当部署:保健部保健政策課
電話番号:0564-73-6022