地下15メートルの世界を体感!下水道大口径雨水幹線の工事現場見学会を開催しました。
2024年9月18日(水曜日)、20日(金曜日)に八帖北雨水幹線のシールド工事現場に地元の小中学生約200人を招き、現場見学会を開催しました。
地下15m、地上との温度差マイナス10度のひんやり気持ちいい下水道管の探検や、地下掘削時に採取した石や土の観察、下水道管への落書き体験などを通じて、下水道の役割や浸水対策について学んでいただきました。
八帖北雨水幹線は、1時間に55ミリの激しい雨が降った際にも浸水を抑制できるほどの排水能力を持ちます。全長は1キロで早川や国道の下を通り、集めた雨水をこれから整備する新たなポンプ場を経由して矢作川に流す機能を持ち、来年3月末完成予定です。
中根市長は見学会あいさつで「16年前の平成20年に、岡崎でものすごい大雨が降り、至る所で車が水に沈んで、家の中にまで水が入ってしまい、特にこの辺りに住んでいる皆さんは、本当に大変な思いをしました。今日見学してもらう下水道管に雨水を集めることで、大雨が降っても、皆さんに安心してもらえるようにしたいと思っています。」と話しました。
参加した小中学生の生徒からは、「工事現場のことが知れてうれしかったです。」、「どうやって大雨から街を守るかが分かり良かったです。」、「下水道のことがよく知れました。でも地下に行くときに階段が急で怖かったです。」など普段見ることができない下水道について様々な感想がありました。
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