土地の利用状況が変わる場合の税額の変化について（市街化区域）
最終更新日令和6年4月16日 ｜ ページID 039533
土地の利用状況が変わる場合の税額の変化について（市街化区域）
土地の利用状況を変更した場合、翌年度から税額が変わることがあります。
このページでは税額が変わる代表的な例について、納税通知書に記載の数値を使うことで、
翌年度の概算税額を計算できます。
（今回は路線価60,000、面積100平方メートルの一般的な土地を例に使っています。）
1. 家やアパートが建っている土地の利用状況が変わった場合
現在お支払い頂いているのは下の図より⓹＋⓺（例：14,000＋6,000＝20,000）
ⅰ 貸駐車場や更地にした場合
税額は上記の図を使うと
.⓶×0.7…A
A×0.014…B
A×0.003…C
税額はB＋C
ⅱ 田や畑にした場合
⓶×1/3…Ａ
⓶×2/3…Ｂ
Ａ×0.014…Ｃ
Ｂ×0.003…Ｄ
税額はＣ＋D
2. 更地や駐車場の利用状況が変わった場合
現在お支払い頂いているのは下の図より⓹＋⓺（例：58,000＋12,600＝70,600）
ⅰ家やアパートを建てた場合
- 土地の面積が200平方メートル以下の場合
⓶×1／6…Ａ
⓶×1／3…Ｂ
Ａ×0.014…Ｃ
Ｂ×0.003…Ｄ
税額はＣ＋D
- 面積が200平方メートルを超える場合
⓶÷⓵＝Ａ（1平方メートルあたりの評価額）
Ａ×200×1/6＝Ｂ
Ａ×（⓵－200）×1/3＝Ｃ
Ａ×200×1/3＝Ｄ
Ａ×（⓵－200）×2/3＝Ｅ
（B＋C）×0.014…F
（D＋E）×0.003…G
税額はF＋G
ⅱ 田や畑にした場合
⓶×1/3…Ａ
⓶×2/3…Ｂ
Ａ×0.014…Ｃ
Ｂ×0.003…Ｄ
税額はＣ＋D
3. 田や畑の利用状況が変わった場合（市街化区域）
現在お支払い頂いているのは下の図より⓹＋⓺（例：28,000＋12,000＝40,000）
ⅰ家やアパートを建てた場合
- 土地の面積が200平方メートル以下の時
⓶×1／6…Ａ
⓶×1／3…Ｂ
Ａ×0.014…Ｃ
Ｂ×0.003…Ｄ
税額はＣ＋D
- 面積が200平方メートルを超える場合
⓶÷⓵＝Ａ（1平方メートルあたりの評価額）
Ａ×200×1/6＝Ｂ
Ａ×（⓵－200）×1/3＝Ｃ
Ａ×200×1/3＝Ｄ
Ａ×（⓵－200）×2/3＝Ｅ
（B＋C）×0.014…F
（D＋E）×0.003…G
税額はF＋G
ⅱ 貸駐車場や更地にした場合
⓶×0.7…A
A×0.014…B
A×0.003…C
税額はB＋C
