親から離れても平気でいる
親から離れても平気でいる
視覚や聴覚への刺激に敏感で、目にしたもの、耳で聞いた音にすぐに反応するお子さんがいます。
瞬時に、次々と興味が移るため、ひと所にとどまっていられないのかもしれません。
自分が好きなものがあると気持ちを抑えきれず走りだし、好きなおもちゃや好きな遊具の前から動かなくなる場合もあります。
対応のポイント例
・自宅などでは、危険なことが起きるのを避ける工夫をしましょう。
例)危険なものは手の届かないところに置き、その上で、「~は触ってはダメだよ」と約束をします。
・外出時は出かける前のルールを決めておきましょう。
例)普段から「お外では、手をつなぐ」ということを約束にします。
お母さんから離れないことを約束にします。
お母さんから離れる・どこかへ行くときは「~行きたい」と確認をとる約束をします。
・スーパーでの買い物など、目新しくて楽しそうなものがたくさんある場所へ行く時には、あらかじめ約束を確認します。
・見通しを絵などでわかりやすく伝えましょう。
例)「買い物が終わったら、ガチャガチャを1回だけやっていい」など具体的に伝えましょう。
「大好きなお菓子を手にもって、お金を払うまで待つ」など具体的に伝えましょう。
・なにか嫌なことがあって走り出してしまうような場合は、まず、その原因が何かを考えましょう。
・慣れない場所や、見通しの立たない行動が不安なら、事前に写真を見せる、これからどこへ行くのかを説明しましょう。