B型肝炎予防接種
B型肝炎予防接種
平成28年10月1日からB型肝炎予防接種が予防接種法に基づく定期の予防接種になりました。
B型肝炎とは
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)感染によっておこる肝臓の病気です。HBVへの感染は、HBV(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児、HBVに感染した血液等に接触した場合、HBV陽性者との性的接触などで生じます。一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。
経過の違いから、急性肝炎と慢性肝炎があります。急性肝炎を発症した人の1%は劇症肝炎となり、劇症肝炎を発症すると6~7割が死亡します。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
通知(予診票・接種券)の発送について
・B型肝炎予防接種の通知(予診票・接種券)は、対象者が生後2か月を迎える月の前月の下旬に発送します(例:4月生まれのお子様の通知は、5月下旬に発送)。ただし、出生の翌月に出生届を提出された場合は、発送が1か月程度遅れます。通知が届く前に予約をされていて予約日の間際になっても通知が届かない場合は、下記担当課へお問い合わせください。
・通知は、ロタ、ヒブ(Hib)、小児用肺炎球菌、B型肝炎予防接種が同封されます。
・岡崎市へ転入されたかたで調査票が未返送の場合は、通知が発送できません。調査票を速やかにご返送ください。お急ぎの場合は、記入した調査票と母子健康手帳を保健所窓口へお持ちください。
接種について
対象者は、接種日時点で岡崎市に住民登録があるかたです。
対象年齢 |
回数 |
間隔 |
---|---|---|
生後2か月から |
3回 |
<1回目・2回目> |
・標準的な接種の対象年齢よりも早期に接種を希望される場合は申請が必要です。下記担当課へご連絡ください。
・同居のご家族や里帰り先のご家族等にB型肝炎ウイルスのキャリアのかたがおり、出生後早期の予防接種を希望するかたは、出産前の手続きにより早期に接種券を交付します。詳しくは、チラシ「B 型肝炎から赤ちゃんを守るために(PDF形式:40KB)」をご覧ください。手続きをご希望のかたは、下記担当課へご連絡ください。
関連記事
- B型肝炎(厚生労働省)(新しいウィンドウが開きます)