指定数量について
最終更新日令和5年7月10日 ｜ ページID 006636
指定数量
消防法で定められた危険物は、その危険性や性質により、それぞれ指定数量が定められています。
主な危険物の指定数量は、次のとおりです。
|
物品名 |
類別 |
品名、性質 |
指定数量 |
|---|---|---|---|
| ガソリン | 第4類 | 第1石油類（非水溶性） | 200リットル |
| 灯油 | 第4類 | 第2石油類（非水溶性） | 1000リットル |
| 軽油 | 第4類 | 第2石油類（非水溶性） | 1000リットル |
| 重油 | 第4類 | 第3石油類（非水溶性） | 2000リットル |
| ギアー油、シリンダー油 | 第4類 | 第4石油類 | 6000リットル |
| エタノール、メタノール | 第4類 | アルコール類 | 400リットル |
上記以外の危険物の指定数量については、個別にお問い合わせください。
指定数量の倍数の計算方法
指定数量の何倍の危険物であるかを計算します。
- 指定数量の倍数
（貯蔵、取り扱う危険物の数量）÷（その危険物の指定数量）
（1種類の危険物の場合）
貯蔵、取り扱う危険物が1種類の場合は、上記の式のとおり、貯蔵、取り扱う危険物の数量をその危険物の指定数量で割って算定します。
（例）ガソリン400リットルを貯蔵したり、取り扱う場合
- 指定数量の倍数
400リットル÷200リットル＝2倍
（2種類以上の危険物の場合）
貯蔵、取り扱う危険物が2種類以上の場合は、それぞれの危険物に対する指定数量の倍数を算定し、その答えを合算し、全体の倍数を算定します。
（例）ガソリン400リットル、灯油200リットル及び重油800リットルを貯蔵したり、取り扱う場合
- 指定数量の倍数
（400リットル÷200リットル）＋（200リットル÷1000リットル）＋（800リットル÷2000リットル）＝2.6倍
