獣医師 動物総合センター 手嶋優太
動物総合センター
手嶋 優太(令和3年度採用)
岡崎市役所を志望した理由は?
地元の岡崎市がより人と動物が共生しやすいまちとなるよう、かねてから獣医師として貢献したいという思いがありました。
公務員獣医師の職務は多岐にわたりますが、様々な分野で資格を生かしていきたいと考え、本市を志望しました。
現在どのような仕事をされていますか?
動物行政の窓口を一元化(ペット、産業動物、動物園、野生動物の保護)した岡崎市の特色ある施設「動物総合センター」において様々な業務を行っています。
具体的には保護・収容された犬猫の管理・譲渡や、負傷した野生動物・飼い主の不明な動物の収容・治療、特定動物飼養施設や動物取扱業の許認可・立入指導、狂犬病予防法に基づく犬の捕獲・抑留、動物愛護や適正飼養の普及啓発業務、市民からのペットの飼い方(鳴き声・糞尿等)に関する苦情・相談対応を行っています。
中核市である岡崎市の獣医師のその他の業務としては、主な業務である公衆衛生分野の他、家畜衛生分野、食品衛生業務、環境衛生業務、衛生検査業務などがあります。
岡崎市職員の「やりがい」は何ですか?
特にやりがいを感じるのが収容動物の保護管理・譲渡業務です。
身寄りのなかった犬猫たちが新しい飼い主さんの下で幸せに暮らしているという報告を受けると、譲渡できてよかったと感じます。
しかし、適正譲渡の観点からやむを得ず殺処分を選択せざるを得ない場合もあります。
殺処分の選択には心が痛みますが、譲渡した後に本当に人と犬猫がともに幸せになれるかを考えながら日々の業務に取り組んでいます。
受験を考えている方へ一言
どの仕事もそうですが、限られた人員の中で広範で専門的な業務をこなすことが求められます。
市民を第一に考えて仕事をする中で、様々な経験や知見を得ることができ、自分自身の視野や可能性を広げることができます。
岡崎市で一緒に働けることを楽しみにしています!