第44回西三河地区消防職員意見発表会で最優秀賞を受賞しました。
令和6年2月9日(金曜日)、岡崎市図書館交流プラザりぶらにおいて「第44回西三河地区消防職員意見発表会」が開催され、西三河地区の各消防本部から選出された代表者5名が、自らの経験を踏まえた提言や取り組むべき課題について発表しました。
本市からは、東消防署本署2課の宇野夏生消防士(28歳)が出場し、最優秀賞に選ばれました。
宇野消防士は、救急救命士として出場した悲惨な現場で感じた無力感やストレスと、自分が消防士になる前に抱いていたヒーロー像とのギャップに悩まされた経験を踏まえ、消防職員の惨事ストレスに注目し、職員自らがそれを学ぶ必要性を訴えました。そして、「人の生死にかかわる仕事だからこそ、勇敢で強く、たくましいヒーローも、時には弱くなるものです。でも、それでよいのです。あなたを救ってくれる真のヒーローは、あなたのすぐそばにいるかもしれません。」と、消防職員に対し、現実を受け入れ、自ら学ぶことで前向きに対応していこうと、発表を締めくくりました。
なお、最優秀賞に選ばれた宇野消防士は、令和6年4月12日(金曜日)に、岡崎市にて開催される「愛知県消防職員意見発表会」に西三河地区の代表として出場します。
お問い合わせ先
担当部署:消防本部消防課
電話番号:0564-21-9872