「未来へつむぐ岡崎の水プロジェクト」協定締結式を行いました。
※写真撮影時のみマスクを外しております。
2020年9月28日(月曜日)、岡崎市は水道事業に関連する12の企業や団体と「岡崎市の水道水源の保全に向けた事業連携に関する協定」を締結しました。
水道水の大部分を自己水源で賄っている岡崎市において、その主要水源となる乙川の上流域における水源林の保全等に、公民が連携して取り組む「未来へつむぐ岡崎の水プロジェクト」の実施に向けた協定。
プロジェクトでは、参加団体が相互に連携して、市民参加による間伐や下草刈りなどの活動を通じ、次世代に安定した清らかな水をつなぐとともに、水源林の大切さの啓発に取り組む予定。来年度の本格始動に向け、今年度は計画の詳細検討を進めていきます。
内田市長は、「生活に欠かせない水道水のもととなる水源の保全に努めることは、大切な水を未来にわたり、安定して市民の皆様に届け続けることにつながる重要なもの。全国的にも先進的なこのプロジェクトを皆様と共に作り上げることで、よりよい活動が展開できると確信している。」とあいさつ。
参加企業・団体を代表してあいさつした株式会社クボタの黒澤利彦水環境事業本部長は、「コロナ禍における新しい生活様式の中で、手洗いに使う水道水の役割など公衆衛生のあり方が見直されており、今回の協定締結は時期を得た判断。SDGs(※)に掲げられた活動の一環としても意義あるものと感じる。協定参加者がそれぞれの技術、知見、ノウハウを活かし、プロジェクトの一助となるよう、特に子供たちに水資源の大切さを伝えるべく活動したい。」と意気込みを述べました。
※SDGs…Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。持続可能でより良い世界の実現に向け2030年までに達成すべき国際社会共通の目標。