デフリンピックで金メダル!石田考正選手に岡崎市民栄誉賞
5月にブラジルで行われた聴覚障がい者の総合スポーツ競技大会「第24回デフリンピック競技大会」の陸上男子ハンマー投げで、金メダルを獲得した市内在住の石田考正(いしだたかまさ)選手に6月1日、岡崎市民栄誉賞が授与されました。
デフリンピックは4年に一度開催されており、今大会は石田選手にとって2009年、2013年、2017年に続き4度目の出場。前回大会では銅メダルを獲得しており、金メダル獲得を目標に臨んだ今大会で、自己ベストとなる58m21cmの記録で見事に悲願の金メダルを獲得しました。
市役所で行われた授与式では、中根市長、加藤市議会議長から表彰状と記念盾が手渡されました。
中根市長は、「素晴らしい成績を心からお祝いいたします。この偉業は市民の誇りであり、この功績を市の歴史の一つとして長く残したいと、栄誉賞を贈らせていただきました。市民に夢と活力を与えてくれた石田選手に心からの感謝とお祝いを申し上げます」と称えた。
表彰を受けた石田選手は「このような機会をいただき、本当にうれしい。皆さんのサポートのおかげと、心からお礼を言いたい。次の目標は3年後に東京で行われるデフリンピックでの連覇。皆さんに夢を与え続けたい。」と受賞の喜びを表しました。
石田選手は、「岡崎アスリート」(世界・全国レベルで活躍する選手やチームを応援する事業)の重点支援対象者。市では大会出場にあたり、支援金贈呈のほか、横断幕、懸垂幕、等身大パネルを市内に設置するなど応援してきました。