友好都市・呼和浩特(フフホト)市と友好都市提携35周年記念両市長オンライン会談を実施しました。
2022年12月19日(月曜日)、岡崎市と中国・呼和浩特(フフホト)市の友好都市提携35周年を記念し、今後のさらなる交流に向けたオンライン会談を行いました。
オンライン会談では、中根市長と呼和浩特市の賀海東(フー・ハイ・ドン)市長を始めとする関係者が出席し、両市長の挨拶、交流動画鑑賞、覚書の調印が行われました。
交流動画鑑賞では、岡崎市は、岡崎城、中央緑道、桜城橋など、呼和浩特市は主な観光地である呼和塔拉会议中心(フフタラ会議センター)、宝爾汗佛塔(ボルハン仏タワー)、内蒙古博物院(内モンゴル博物院)など、両市の特色や魅力を詰め込んだ動画が流れ、両市の過去35年間の交流の歴史を振り返りました。
覚書の調印では、両市の友好都市関係のさらなる発展に向け、文化、教育、観光等幅広い分野において盛んに交流し、共に手を携え、未来に向かって邁進し、新たな友好交流へと進んでいくことを約束しました。
中根市長はこれまでの35年を振り返り、本会談を契機に「両市の交流がますます盛んになっていくこと確信している」と述べ、最後に「新型コロナウイルスの影響が終息したあかつきには、ぜひ岡崎市にお越しください」と招待の言葉を送りました。呼和浩特市賀海東市長は過去35年間両市が誠意・信頼を持って交わり、日中友好を推進してきたことを振り返り、「呼和浩特市が新型コロナウイルス感染症と闘っていた困難な時期に、岡崎市が手を差し伸べてくれたことが、今でも呼和浩特市の人々の心を温めている」と語りました。
【呼和浩特市の概要】
友好都市提携:昭和62年8月10日
人口:約345万人
面積:約17,000平方キロメートル
概要:北京の西北西500キロメートルに位置し、内蒙古自治区の政治、経済、文化の中心都市の役割を担っています。「呼和浩特」とはモンゴル語で「青い城」を意味し、都市全体が緑に覆われて、市郊外の北面に連なる陰山山脈には大草原が果てしなく広がり、羊や馬が放牧され、蒙古族の住居「パオ」が観光客の人気を呼んでいます。また、市内には昭君墓・大召・白塔・五塔寺など数多くの名所旧跡を残しています。
【友好都市提携の経緯】
昭和60年3月、来日中の張啓生・呼和浩特市長が本市を訪問し、同年11月には、アジアロバ2頭が、本市に寄贈されたことがきっかけで、呼和浩特市と岡崎市の交流が始まりました。昭和62年8月10日、本市の友好都市提携調印使節団19人が呼和浩特市を訪問し、呼和浩特市人民政府会議室で、正式に友好都市提携の調印が行われました。