献血の手順
献血は、次のような手順で行われます。
(注意)3と4については、場所によって順番が異なる場合があります。
1 献血受付
献血申込書をご記入いただきます。身分証明書等の提示をお願いし、本人確認を実施しています(献血カード持参の場合は、暗証番号により本人確認を行います)。
2 問診票の記入
献血される方の安全と患者さんが安心して輸血を受けることができるよう、献血をお申し込みいただいた方の健康状態を伺うために、問診票に記入していただきます。
(補足)献血ルーム等の固定施設では、液晶画面に直接触れて回答いただけるタッチパネル方式を導入しています。
3 血液比重測定、血液型事前判定
貧血の心配がないか、血液比重又はヘモグロビン量の測定と血液型の判定を行います。成分献血の場合は、血小板数の測定も行います。
4 問診及び血圧測定
ご記入いただいた問診票に基づいた問診と血圧測定を行います。
5 献血
採血にかかる時間は、400ミリリットル・200ミリリットル献血で10分から15分程度かかります。成分献血は、採血量に応じて40分から90分程度です。使用される採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用します。
6 休憩
献血後には休憩場所で飲み物をおとりになり、ゆっくり休憩してください。
献血後のご注意
献血いただいた後は以下の点に注意し、水分補給と休憩を十分に行いましょう。
- 献血直後の飲酒・喫煙は避けてください。
- 献血当日の激しいスポーツは避けてください。
- 重い荷物を持ったり、力を入れ過ぎないように注意してください。
- エレベーターや階段等を利用する際は、特に注意してください。
- ジュースやお茶などで十分水分を補給してください。
- 自動車などの運転をする方は十分な休憩をとってください。
献血後のお知らせ
献血にご協力いただいた方々への感謝の気持ちとして、7項目の生化学検査成績を献血者全員にお知らせしています。また、成分献血・400ミリリットル献血にご協力いただいた方には、8項目の血球計数検査成績についてもあわせてお知らせしています。これらの検査成績はいずれも通知を希望された方を対象とし、献血後おおむね2週間程度で親展(書簡の郵便)にてお知らせします。
生化学検査および血球計数検査欄に記した標準値は、献血された方々の検査結果から算定したもので、正常または異常を表すものではありません。また、受付時に、B型・C型肝炎検査、梅毒検査、HTLV-1抗体検査の結果通知を希望された方には、異常を認めた場合献血後1か月以内に親展(書簡の郵便)にてお知らせします。
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