毒キノコによる食中毒にご注意ください。
毒キノコによる食中毒にご用心
近年、毒キノコを誤って食べてしまったり、販売してしまう事故が多発しています。
秋の行楽シーズンになると、キノコ狩りをする機会が増えます。しかし、キノコには非常に多くの種類があり、食用キノコによく似た毒キノコも存在する為、自身で採った知らないキノコは食べないよう、また人に譲らないようお願いいたします。
信じてはいけないキノコの迷信
- 色の派手なキノコは毒、地味な色のキノコは食べられる
- 塩漬けにすると毒が消える
- ナスと煮ると毒が消える
- 油で炒めれば毒が消える
- においの悪いキノコは毒、良いキノコは食べられる
- 柄が縦に裂けるキノコは食べられる
- 虫の食べた跡があるものは食べられる
- 毒キノコに銀のスプーンを入れて煮ると黒くなる
以上の話は迷信です。
迷信を信じず、知らないキノコは食べないようにしましょう。
キノコによる食中毒
市内での事例
平成18年10月29日、豊田市内で自ら採取したキノコ(ドクツルタケ)を自宅で調理して食べた男性が、下痢・嘔吐・肝機能低下を発症し入院。
全国でのキノコ食中毒発生状況
平成19年から平成23年までの5年間で、292件(患者数875名)のキノコによる食中毒が発生しています。
そのうち8割以上は9月から11月のキノコ狩りシーズンに発生しており、多くは家庭調理によるものです。
自身で採取したもののほか、知人から譲り受けたものや青果店等が誤って販売したキノコも食中毒の原因となっています。
今シーズンは東北地方、中部地方を中心にツキヨタケによる食中毒が多発しています。
ツキヨタケについては厚生労働省ホームページ(下記リンク)を参考にしてください。
参考リンク(新しいウィンドウで開きます)
- 厚生労働省ホームページ「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」
- 厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル(トップページ)」
- 厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル(ツキヨタケ)」