セルフメディケーションを知っていますか?
セルフメディケーションとは
自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。(世界保健機関(WHO)の定義)
セルフメディケーションの取組方法
・健康診断や予防接種を受ける
・適度な運動をする
・十分な睡眠をとる
・バランスのとれた食事を心がける
・体温、体重、血圧などの測定と記録を行い、体調管理をする
・軽度の体調不良の際にOTC医薬品(処方箋なしで購入できる医薬品)を上手に活用する など
(医師から処方される薬がある場合は、重複作用による悪影響や、飲み合わせによる副作用に注意が必要です。 )
●OTC医薬品とは●
OTC医薬品とは、薬局やドラッグストアなどで、処方箋なしで購入できる「要指導医薬品」と「一般用医薬品」のことです。
これに対して、医師が処方する医薬品は「医療用医薬品」と呼ばれます。
OTC医薬品を使用する場合は、必ず説明書を読んで、正しい用法・用量を守りましょう。誤った使用法は症状を悪化させることもあります。
★どの薬を飲んだらよいか分からない場合は、近くの薬局やドラッグストアの薬剤師に相談しましょう。
セルフメディケーションの効果
・健康管理の習慣が身につく
・医療や薬の知識が身につく
・医療機関に受診する機会が減少する
・医療費の増加が抑制される
セルフメディケーション税制について
健康の保持増進及び疾病の予防への取組として「一定の取組」(健康診断や予防接種) を行っているかたが、指定された市販薬の購入費用を年間12,000円を超えて支払った場合には、一定の金額の所得控除(医療控除)が受けられます。
詳しくは、厚生労働省や国税庁のホームページでご確認ください。
●セルフメディケーション税制について(厚生労働省・外部リンク)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html
「一定の取組」となる健診と証明
・岡崎市が国民健康保険加入者及び後期高齢者医療制度加入者の方に実施する、人間ドック健診・ミニドック健診・集団特定健診・個別健康診査が対象です。
・セルフメディケーション税制の適用を受けるには、健診を受けたことが明らかになる書類(結果報告書や個別健康診査記録表)が必要です。
・結果報告書などを紛失された場合は健診を受診したことの証明書の発行ができますので、こちらから 依頼してください。