子どもの歯と口の健康(後期)
歯肉炎について
歯肉炎は歯垢(しこう)が原因で歯肉に炎症が起こる病気です。歯肉が赤くぶよぶよと腫れたり、歯をみがくと出血したりします。この段階では、炎症は歯肉だけですが、放っておくと歯を支えるあごの骨が溶けて歯周炎に進行します。
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歯肉炎 |
健康な歯肉 |
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| 歯肉の色は? | 赤い・赤黒い | うすいピンク |
| 歯と歯の間の歯肉のかたちは? | 丸みをおびている | とがっている |
| 触ってみると? | やわらかくぶよぶよ | かたく、引き締まっている |
| 歯みがきをすると? | 出血する | 出血しない |
歯肉炎の原因
1.歯垢(プラーク)
歯垢は細菌のかたまりで、歯垢1ミリグラム中には約1億もの細菌がいます。歯垢が歯肉の炎症を引き起こします。
2.生活習慣の乱れ
友達同士との自宅外での間食や、夜更かしによって寝る前の飲食が増えたり、部活や塾などで忙しく歯みがきがおろそかになることでお口の中の細菌が増えやすくなります。
3.ホルモンバランスの変化
第二次成長時はホルモンバランスが変化することで、歯みがきがきちんとできていても歯肉炎が起きることがあります。
歯肉炎は自分でケア
歯肉炎はていねいな歯みがきで歯垢を落とすことができれば、自分で治すことができます。歯みがき時にしばらくは出血しますが、2週間くらいで治ってきます。出血しても軽い力で細かくみがくようにしましょう。出血や腫れが続く場合はかかりつけ歯科医院を受診しましょう
歯肉炎予防の3か条
- 毎日の正しい歯みがき(特に寝る前)
- 規則正しい生活
- 定期的な歯科健診
親知らずについて
親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯で、中央の前歯から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。7番目までの永久歯は通常15歳くらいまでに生え揃いますが、親知らずは生える時期がおおむね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることが、その名の由来だとも言われています。親知らずは通常左右上下で4本ありますが、人によって1本もない場合や本数に差があります。また、あごの骨の中にはあるが、生えない場合や一部分だけ生えてくる場合もあります。
親知らずを抜いたほうがいい場合
その1 親知らずあるいは手前の歯がむし歯になってしまった場合

一番奥の歯は歯ブラシが届きにくく、むし歯になりやすいです。治療をしたとしても再びむし歯になる可能性があるため、抜いたほうがよい場合があります。手前の歯がむし歯になってしまった場合は、すみやかに親知らずを抜いて、手前の歯の治療が必要です。
その2 横向きに埋まっていて、歯並びなどに障害を及ぼす場合

親知らずが手前の歯を押して、歯ならびが変わってくることがあります。また、手前の歯の根の吸収(歯の根が溶かされること)が引き起こされることもあります。
その3 歯の一部分だけが見えている場合

歯の一部分だけが見えている場合は、食べ物が詰まりやすく、不潔となり周囲の歯肉に腫れや痛みを引き起こし、繰り返すことがあります。
親知らずを抜かなくてもいい場合
- 親知らずが上下で正常に生え、かみ合っている
- あごの骨の中に完全に埋まっていて、腫れや痛みなどの症状がない など
上記は一般的な話のため、個々の症例に必ずしも当てはまるわけではありません。親知らずについては、かかりつけ歯科医院に相談することをお勧めします。
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保健部 健康増進課 歯科・栄養係
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