岡崎市版レッドリストを作成しました
岡崎市では、絶滅のおそれがある野生動植物の現状を的確に把握し、その保護と生物多様性の保全を図るため、このたび市内に生息する動物(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、クモ類、貝類)及び市内に生育する植物(維管束植物(注釈))について、岡崎市版レッドリストを作成しました。
作成においては、平成20年度から学識経験者で構成する「岡崎市自然環境調査検討委員会」を中心に、市民の皆さまからの希少野生動植物の分布情報やご意見をいただくとともに、市内に生息・生育する絶滅のおそれのある野生動植物の現況調査を行うなどの作業を進め、このたび、岡崎市版レッドリストを作成しましたので公表します。
今回作成しましたレッドリストでは、絶滅のおそれのある種(絶滅危惧1類及び2類)として植物114種、動物98種を、現時点での絶滅危険度は小さいものの、生息・生育条件の変化によっては絶滅のおそれのある種に移行する要素を有する種(準絶滅危惧)として植物70種、動物96種など、合計で植物230種、動物224種を選定しています。
このたび、このレッドリストをもとに、「レッドデータブックおかざき2014」を発行しました。広く市民のかたがたに普及を図り、絶滅のおそれのある野生生物の種の保存への理解を広めるとともに、各種開発事業の環境影響評価などの基礎資料として用い、自然環境保全への配慮が促進されるよう推進していきます。
(注釈)種子植物及びシダ植物
レッドリスト概要(PDF形式:232KB)
レッドリストの調査体制、概要等です。市民意見の募集結果(PDF形式:101KB)
レッドリスト案に対する市民意見募集の結果及び寄せられた意見に対する市の見解です。レッドリスト(PDF形式:191KB)
レッドリストの内容です。- レッドデータブックおかざき2014のページへ