岡崎市ネイチャーポジティブ宣言を行いました。
岡崎市では、平成20年に自然環境保全条例、平成24年に生物多様性おかざき戦略を策定し、「多様な自然と豊かな暮らしが次世代へと引き継がれる環境共生都市・岡崎」の達成を目指し様々な施策を展開しています。
令和5年3月には、国際目標・国家戦略の改定と整合を図り、生物多様性おかざき戦略を改定し、「生物多様性の損失に歯止めをかけ回復に転じる。(ネイチャーポジティブの実現)」を2030年目標としました。
このたび、令和6年2月28日に行われた岡崎市議会 令和6年3月定例会 市長提案説明において、ネイチャーポジティブ宣言を行いました。
1 ネイチャーポジティブとは
生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること。日本語では「自然再興」と定義されている。
2050年までに自然と共生する社会の実現を目指し、2030年までにネイチャーポジティブを達成するという国際目標で、環境省も国家戦略を改定し、同様の目標を掲げている。
2 ネイチャーポジティブ宣言とは
ネイチャーポジティブの実現に向けて、更に一歩前進するために、様々なステークホルダーの皆様に“ネイチャーポジティブを目指す宣言”を発出、登録していただくことを呼びかけるもの。
「2030生物多様性枠組実現日本会議」(J-GBF)(新しいウィンドウで開きます)
3 宣言日
令和6年2月28日
4 宣言書
添付資料「岡崎市ネイチャーポジティブ宣言書」参照
5 実現に向けた取組み
生物多様性おかざき戦略の8つの基本戦略に基づき、希少種保護や、自然環境保護区の保全、30by30の推進、外来種対策、中山間地域活性化と農林業振興、市民及び事業者の環境配慮の推進、生物多様性の普及啓発、情報の集積と活用を進めていく。
ネイチャーポジティブの実現は、いわゆる自然保護のみで達成できるものではなく、気候変動対策(カーボンニュートラル)や循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行が大きなカギとなる。特に本市においては、令和4年11月に脱炭素先行地域に選定され、文字通り先行的に気候変動対策を行っていることから、ゼロカーボンとネイチャーポジティブの双方の達成を目指す。
6 その他
・生物多様性おかざき戦略の詳細は市ホームページ(https://www.city.okazaki.lg.jp/1300/1303/1326/p011109.html)を参照
中根康浩市長 と 未来環境創造戦士エコマンダー エコマグリーン忠勝(※)
※未来環境創造戦士エコマンダーは、岡崎市のみならず、地球の環境を救い、すばらしい未来を造
るために現れた徳川家康・徳川四天王の意思を受け着いだ5人の戦士。なかでも、エコマグリーン
忠勝は豊かな自然を守り、動物がすみやすい森を作ることに力を入れている。
関連資料
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