投げ込み式ヒーターによる火災増加中!
投げ込み式ヒーターによる火災増加中!~その取扱い正しいですか?~
「投げ込み式ヒーター」は、水を張った容器に入れることにより、簡単に水を温めることができる移動式のヒーターで、建築現場やお湯を沸かす目的で広く使用されています。
正しく取扱い、火災を発生させないように注意しましょう。
岡崎市における火災の傾向(岡崎市内では令和4年8月~令和5年1月の半年間で3件発生しています)
岡崎市内で発生した火災事案では、一般住宅の風呂の湯を沸かす目的で使用されているケースが多く、スイッチの切り忘れや使用放置により可燃物に接触し発火するなど人為的ミスによる事例が多くなっています。
投げ込み式ヒーターの取扱いで注意すべきポイント
- 使用後は電源を必ず切る。(電源の切り忘れによる火災が最も多いため必ず切りましょう)
- 容器等は取扱い説明に沿ったものを使用する。(誤使用の場合、容器の溶融、火災、感電の原因となります)
- 水中に入れてから電源を入れる。(投げ込み式ヒーターの発熱線は、電源プラグを差し込むとすぐ高温になります)
- 通電中は目を離さない。(長時間の使用で水が蒸発し水位が低下すると空焚き状態になり火災の原因となります)
- 使用後はすぐに水中から出さない。(使用後は電源プラグを先に抜き、高温となっているため、充分冷めるまで容器から出さないようにしましょう)
- 安全装置付きの製品を使用する。(温度調整(※1)や空焚き防止機能(※2)など安全装置付の投げ込み式ヒーターを使用することで火災危険が減少します)
※1 温度調整機能…水温を任意の温度に設定でき、その温度をサーモスタットで感知し維持できる機能
※2 空焚き防止機能…ヒーター本体の温度がある一定の温度まで上昇すると自動的にスイッチがオフになる機能
これらの注意事項を徹底することで、投げ込み式ヒーターが原因の火災を防ぐことができます!
広報ちらし(ご自由にご活用ください)
参考
製品評価技術基盤機構(NITE: ナイト)による投げ込み式給湯器の再現映像はこちら(クリックすると外部サイトで開きます)