山火事にご注意を!!!
岡崎市の森林を山火事から守ろう!
現在、岡崎市の森林は、市域の約60%を占めており、雨水を土壌に貯めゆっくりと下流に流し洪水を防ぐ機能や土壌を崩れにくくし、災害を防ぐなどの役割を果たしています。
岡崎市の貴重な財産である森林で「山火事」が起きてしまうと、その活動は困難を極め、被害が拡大し、長時間の消火活動が余儀なくされます。
その結果、「山火事」で失われた森林は、その機能を取り戻すまでに多くの年月と要脚を要します。
「山火事」から岡崎市の森林を守るため、どのようなことに気を付けたらよいのか、理解を深め、山火事を未然に防ぎましょう。
春は山火事の季節!?
国内における林野火災は、例年春に多く発生しています。
その理由として以下のような要因があります!
・枯草や下草が枯れ燃えやすい
・降雨量が少ない
・空気が乾燥している
・風が強い
・山菜採りやハイキングなど入山者が増える
・火入れする
※「火入れ」とは、法に基づく目的のため、森林又は森林の周囲1キロメートルの範囲内にある
原野、山岳、荒廃地その他の土地にある立木竹、雑草、堆積物等を面的に焼却する行為のこと
主な火災原因
発生した林野火災の原因は、「たき火」が32.5%で最も多く、次いで「火入れ」、「放火(疑い含む)」、「たばこ」、「マッチ・ライター」となっています。
林野火災は、その多くが人間の不注意などによるものとなっています。
原因別出火件数(平成30年~令和4年の平均)
(出典)林野庁HP
山火事を起こさないための注意事項
一人ひとりが森林の大切さを認識し、防火意識を高めることが最も大切です。山火事を発生させないための対策を覚えておきましょう。
★枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないようにしましょう
★たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に火を消しましょう
★強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないようにしましょう
★たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、 投げ捨てないようにしましょう
★火遊びはしないようにしましょう