蛍光ランプからLEDランプへの交換に伴う火災が多発しています!
蛍光ランプからLEDランプへの交換に伴う火災が多発しています❕
LEDランプと蛍光灯照明器具の組み合わせを間違うと発煙・火災の原因となる可能性があります。
なぜ、今、多発!?
「水銀に関する水俣条約第5回締約会議」で全ての一般照明用蛍光ランプ(蛍光灯)について、製造と輸出入の禁止が2027年末までと決定したことによる、蛍光ランプからLED照明器具への取替えが加速している背景があることが理由です。
製造・輸出入が禁止になる一般照明用蛍光ランプ
(出典)一般社団法人日本照明工業会HP
発煙・発火の原因
◎器具(ソケット)の絶縁性能不足
◎継続使用した安定器の劣化 など
・ランプ又は照明器具内の部品が異常に高い温度となり、発火・発煙することがあります。
・LEDランプが正常点灯しているように見えても、器具の絶縁性能が不足している場合、そのまま使い続けると発火・発煙する恐れがあります。
蛍光灯器具では、通常10V未満の低い電圧しかかからないことを前提にして、ソケット部に求められる絶縁性能が定められています。
直管LEDランプを使用する場合、想定以上の電圧がかかり、不安全となるリスクがあります。
蛍光ランプをLEDランプに交換する際の注意事項
◎交換するLEDランプと照明器具の組合せが不適切な場合、発煙や火災など重大事故につながる懸念があります。
◎LEDランプを使用すると照明器具メーカーの製品保証が適用外になります。
照明器具の製品保証は、照明器具メーカーの指定するランプを使用した場合にのみ適用されます。
◎「ランプを交換すれば、照明器具はずっと使える」は間違いです。
◎その他のランプをLEDに交換する際の注意事項について
詳細は以下
https://www.jlma.or.jp/led-navi/contents/cont12_fluorescent.htm (一般社団法人日本照明工業会)
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2024fy/prs250327.html (独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
関連資料
「直管 LED ランプ」に交換する際のご注意(PDF形式 271キロバイト)
環形 LED 光源に交換する際のご注意(PDF形式 332キロバイト)
E39口金付きHIDランプ代替としてLEDランプを採用する際の注意事項(PDF形式 605キロバイト)
PDFファイルの閲覧には、Adobe Reader(新しいウインドウが開き、岡崎市のサイトを離れます)が必要です。