市指定:建造物 酒井広親石宝塔
酒井広親石宝塔
総高190.0cm、花崗岩製。
基壇は二重で上部は厚く、この一面に「長禄三年八月十二日/酒井與四郎/源廣親墓」と刻まれており、長禄3(1459)年8月12日に建てられたことがわかります。軒先は薄く、二重軒を造り、相輪は覆鉢、受花と九輪の中三輪で他は欠失しています。
酒井広親は、徳川四天王として有名な酒井忠次の6代前の人物であり、酒井氏の祖とされています。酒井広親は松平氏の祖である松平親氏と酒井氏の娘の間に生まれたとされています。また、広親の子から酒井家が雅楽頭(うたのかみ)家と左衛門尉(さえもんのじょう)家の2つの系統に分かれています。
ふりがな | さかいひろちかせきほうとう |
指定(種別) | 岡崎市指定(建造物) |
員数 | 1基 |
指定年月日 | 昭和42年9月14日 |
所在地 |
岡崎市岩津町字申堂15-1 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 信光明寺 |
建築年代 |
長禄3(1459)年 |
公開情報 | 見学可 |
参考文献 |
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注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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