市指定:彫刻 木造聖観音菩薩立像
木造聖観音菩薩立像
六角堂の本尊で、像高約106.8cmの聖観音菩薩立像です。
木造の一木造で内刳もなく、屈臂する右肘から先と左腕の手首より先を別材とし、両足先を寄せていますが、ほとんど一材で彫り上げられています。現在はほとんど素木のような状態ですが、かつては彩色が施されていたと思われます。台座、光背、頭飾、胸飾、持物等は江戸時代末期の後補になります。左手先、両足先も後のものに変わっており、像の後半身はほとんど欠失していますが、素朴な味わいのある作品です。
ふりがな | もくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう |
指定(種別) | 岡崎市指定文化財(彫刻) |
員数 | 1軀 |
指定年月日 | 昭和35年3月10日 |
所在地 |
岡崎市本宿町字寺山 法蔵寺内 MAP(新しいウィンドウで開きます) |
所有者 | 法蔵寺 |
参考文献 | 『新編岡崎市史 第17巻 美術工芸』 新編岡崎市史編集委員会、1984年、112ページ |
注意:文化財の概要については、新たな発見や再調査により記載内容が変更となる可能性があります。
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