食品ロスを減らしましょう!
食品ロスとは
「食品ロス」とは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことです。日本では、年間643万トン(環境省・農林水産省平成28年度推計)もの食品ロスが発生しており、これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の約1.7倍に相当します。
この食品ロスと推計される643万トンのうち、約半分にあたる291万トンは、過剰除去、食べ残し、賞味期限切れなど一般家庭から出されており、 試算すると日本人一人あたり、お茶碗約1杯分(約139g)の食品が毎日捨てられている計算となります。また、飲食店から出されている食品ロスの過半数がお客様の食べ残しといわれています。
食品ロス削減の工夫
◆家庭での工夫
- 食材は買いすぎず、在庫管理はしっかりと
安いからといって、必要以上にまとめ買いをして使い切れなかった経験はありませんか。
衝動買いはせず、買い物に行く前に食品の在庫を確認して、必要な分だけ買いましょう。
また、棚の高いところや奥にあるものの確認はできていますか。
プラスチックケースなどを活用したり、扉にメモを貼ったりして在庫管理をしましょう。
- 無駄なく使い切って、食べきる
野菜の葉っぱや茎、皮はどうしていますか。
捨ててしまいがちなこれらの部分も、工夫して調理してみましょう。
また、料理を作りすぎてはいませんか。料理は食べる分だけ作る。
使い切れなかった食材や食べきれなかった料理は、別の料理に活用しましょう。
間違った保存場所、保存方法だと、食品の保存期間が短くなってしまいます。
上手に保存しましょう。
- 「消費期限」と「賞味期限」
すべての加工食品には、「消費期限」か「賞味期限」の期限表示が記載されています。
消費期限 |
賞味期限 |
|
---|---|---|
意味 | 安心して食べられる期限。 期限を過ぎたら食べない方が安全です。 期限を目安に食べられるか判断しましょう。 |
おいしく食べられる期限。 期限を過ぎても食べられなくなるわけではありません。 見た目やにおいで食べられるか判断しましょう。 |
対象食品 | お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど | スナック菓子、缶詰、ハム・ソーセージ、卵など |
◆外食先での工夫
- 外食先の飲食店でも食品ロスを削減できます。
小盛メニューの活用
食べられないものは事前に抜いてもらう
食べ残した場合はお店に確認して持ち帰る(持ち帰る場合は自己責任となります。) など
- 宴会時でも残さず食べきり!「3010運動」
乾杯後30分は、席を立たずに料理を楽しみましょう。
お開き10分前には、自分の席に戻って再度料理を楽しみましょう。
宴会時の食べ残しを減らすキャンペーン、「3010運動」にご協力をお願いします。
◆お家でやろまいプロジェクト~家庭でできる食品ロス削減の取組~
生ごみ詳細分析
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