カリキュラム
カリキュラムの構造
カリキュラムの構造の考え方は以下のとおりです。
- 基礎分野・専門基礎分野は、看護学(専門分野 I ・専門分野 II ・統合分野)の土台である。
- 専門分野 I は、基礎看護学として専門分野 II ・統合分野の中心であり、土台として位置付けている。
これらは基礎分野・専門基礎分野で学習した内容を踏まえ基礎看護学のフィルターを通して各論の看護学へと発展しながら積み上げていく。 - 専門分野 II は、小児看護学・成人看護学・老年看護学を、それぞれ発達段階に応じた特徴を踏まえた看護学として横並びにして「人の一生」をあらわしている。
また、母性看護学は、女性の健康や成長発達に関わる看護学として、精神看護学は、人間の心と体はともに影響しあい別々のものではないという考えから、それぞれがすべてのライフワークステージに関わるものとしてらせん状にあらわしている。 - 統合分野は、基礎分野・専門基礎分野・専門分野 I ・ II の全てを統合した内容である。
在宅看護論は、「個」のQOL(生活の質)を尊重し、地域での健康支援を目的に全ての看護学を包括するものとした。
「看護の安全」は、もっとも重要な内容と考え、統合分野の中心に「看護管理と災害看護」はその周辺に位置付けている。
また、「看護の統合と実践」では、判断力と看護実践力を培うことを目的とし、在宅看護論への応用を考えてその内側に位置付けている。
授業科目と進度
分野 |
科目数 |
単位数 |
---|---|---|
基礎分野 |
13科目 |
13単位 |
専門基礎分野 |
21科目 |
21単位 |
専門分野 I |
12科目 |
13単位 |
専門分野 II |
30科目 |
38単位 |
総合分野 |
10科目 |
12単位 |
合計 |
86科目 |
97単位(3,045時間) |