岡崎むかし館の催し
企画展示「道具に見るくらしの変化」
現在、わたしたちは、さまざまな「道具」に囲まれて暮らしています。何気の無い暮らしの「道具」、それらについて考えることは、ほとんどないように思われます。
そこで、くらしのなかでも最も重要で身近な「衣」「食」「住」にまつわる代表的な道具を取り上げ、その使い方や特徴を紹介します。
ちょっと意識をして見ることで、道具には使われていたころの時代や人々のくらしのようすについて考えるための情報がたくさんつまっています。道具に用いられた素材や仕組には先人の知恵と工夫が見られ、作られた当時の社会的環境や技術が反映されています。道具に残るキズなどのあとは、使っていた人のクセや、モノに対する思いまでも現在の私たちに伝える力を持っています。
道具は、人々がより便利で豊かな暮らしを求めて、知恵と工夫を重ね、改良を加えながら受け継いできたものです。
ぜひ、道具を通して、使っていた人や時代に思いをめぐらし、過去から現在のくらしの変化を感じてください。
開催期間 令和7年3月14日(金)~令和7年6月30日(月)