新生児聴覚検査のすすめ
生まれつき耳の聞こえに障がいを持つ赤ちゃんが千人に1から2人の割合でいると言われています。
障がいを早期に発見して、適切な援助をすることが、赤ちゃんのことばと心の発達の上でとても大切です。
新生児聴覚検査について
検査は産科入院中(出生後おおむね3日以内)に、赤ちゃんが眠っている間に行われます。入院中に検査を受けることができない場合は、産院を紹介しますのでご相談ください(生後28日まで受診票は使用できます)。 検査方法は耳音響放射(OAE)、または自動聴性脳幹反応(AABR)で、いずれも痛みは伴わず短時間で行えます。
検査未実施のお子さんは、耳鼻咽喉科で早期に検査(有料)を受けることをお勧めします。
結果について
検査結果は「パス(Pass)異常なし」又は「リファー(Refer)再検査が必要」のいずれかになります。
ただし、赤ちゃんが動いてしまうと検査ができない場合もあります。
パス(Pass)異常なしの場合
現時点では耳の聞こえは特に問題ありませんが、聴覚の正常を100パーセント保証するものではありません。
軽い障がいや、ある周波数のみ障がいがある場合でも、まれに「パス(Pass)異常なし」と判定されることがありますので、お子さんの成長、発達に合わせて「ご家庭でできる耳の聞こえの発達チェックリスト」(「岡崎市母子健康手帳」、「健康診査受診票」冊子に掲載)で定期的に確認しましょう。
リファー(Refer)再検査が必要の場合
直ちに耳の聞こえが悪いことを意味するものではありません。生まれたばかりの赤ちゃんは、耳の聞こえが正常でも耳の中に液体が残っていたり、泣いたり動いたりすると、再検査となることがありますので、医療機関で詳しい聴力検査を受けましょう。
検査の結果が「リファー(Refer)要再検」「不能」の保護者のかたへ
母子健康手帳交付時にお渡しした「健康診査受診票」に綴じ込みの様式「赤ちゃんとお母さんの連絡票」 を利用し、届け出てください。
新生児聴覚検査の結果、再検査となったお子さまの相談に応じています。 再検査までの期間に育児について心配な点がありましたら、ご相談ください。 電話でのご相談も受け付けています。
お問い合わせ先
家庭児童課母子保健係
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