帯状疱疹予防接種費用の一部助成について
帯状疱疹予防接種の定期接種化について
国の方針により、令和7年度から帯状疱疹予防接種が法律に基づく定期接種に位置づけられる予定です。
・定期接種対象者は、以下1.~3.のいずれかに該当するかたの予定です。
1.年度内に65歳となるかた
2.接種日に60歳以上65歳未満のかたで、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がいがあり日常生活がほとんど不可能なかた
3.令和7年度から令和11年度までの経過措置として、その年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となるかた
※100歳以上のかたは令和7年度に限り全員対象
※過去に一度でも帯状疱疹予防接種の助成を受けたことがあるかたのうち、接種が完了しているかたは対象外
・岡崎市においては、令和7年7月から接種を開始し、対象者のかたへは6月下旬に通知書を送付する予定です。
・市の助成を受けての任意予防接種と定期予防接種では、一部自己負担額が異なる可能性があります。
・令和5年度から実施しました任意予防接種助成については、定期接種化に伴い、令和6年度までで終了する予定です。
令和6年度帯状疱疹予防接種の任意接種(生ワクチン)の助成期間を延長します。
令和6年度の助成(接種券)の申請受付は令和6年12月27日をもって終了したところですが、国の定期接種化を受け、今年度の帯状疱疹予防接種の任意接種(生ワクチン)の助成期間を延長します。
- 助成を受けるためには事前に「帯状疱疹予防接種予診票・接種券」(以下、「予診票・接種券」という)を岡崎市に申請し、受け取ることが必要です。
- 令和5年、令和6年度に発行した期限の切れた接種券は使用できません。接種を希望する場合は、再度の申請が必要です。
- 「予診票・接種券」を受け取った後に、接種医療機関に予約し接種を受けてください。
※詳しくは「助成を受けるための手順」をご確認ください。
【目 次】
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹は、多くの人が子供の頃に感染する水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。
人から感染するものではなく、加齢・疲労・ストレス等で免疫力が低下したときに、体内に潜伏していたウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、体の片側に水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間程続きます。
さらに、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割のかたが長期間痛みの残る帯状疱疹後神経痛(PHN)に移行するといわれています。
また、罹患中に水痘の罹患経験がない人にうつして、水痘を発症させる可能性もあります。
対象者
接種日時点で50歳以上かつ過去に助成を受けたことのない、岡崎市民の方
※49歳(50歳の誕生日前)での接種はできません。
助成対象接種期間
令和7年2月3日(月)~令和7年3月31日(月) ※医療機関毎に接種日時は異なります。
助成が受けられるワクチン
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)(※不活化ワクチンは対象外)
◎助成は1度限りです
◎市の助成を受けて任意接種をした場合、原則、定期接種の対象外となります。
接種回数 | 1回のみ |
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自己負担額 | 4,500円 |
接種方法 | 皮下接種 |
発症抑制効果*1 | 50~59歳 :69.8% 60歳以上 :51.3% |
発症抑制の持続効果*2 | 5年程度 |
副反応について*3 | 【主な副反応のうち発生頻度10%以上】 注射部位の発赤(44.0%)・そう痒感(27.4%)・熱感(18.5%)・腫脹(17.0%)・疼痛(14.7%)・硬結(13.5%) 【非常に稀(頻度不明)】 アナフィラキシ―、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎 |
(引用元) *1:帯状疱疹ファクトシート(国立感染症研究所)、*2:SPS試験及びSTPS試験、*3:添付文書(なお、*1、2は本質的に同じ薬剤とされるZOSTAVAXの試験結果による)
助成を受けるための手順
➀ 岡崎市に「予診票・接種券」の申請(申し込み) |
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- 以下の申請方法のいずれかで、「予診票・接種券」の申請を行ってください。
- 申請期間は令和7年2月3日(月)から令和7年3月28日(金)です(電子、電話申請を除く)。
- 窓口申請以外は、「予診票・接種券」の到着まで1週間から10日間程度の期間をいただきます。
申請方法 | 受付時間 | |
電子申請 | 令和7年2月28日(金)をもって受付は終了しました。 | 受付終了 |
電話申請 | 令和7年2月28日(金)をもって受付は終了しました。 | 受付終了 |
窓口申請 | 保健所窓口に本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど。 保険証・年金手帳・介護保険証など顔写真のないものは2点)を持参のうえ、 受付時間内にお越しください。(混雑時はお待ちいただくことがあります。) ※代理人による申請の場合には、代理人の本人確認書類を持参してください。 |
平日8時30分から17時15分 |
➁ 「予診票・接種券」の受け取り |
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「予診票・接種券」を送付する封筒には以下のものが同封されています。
- 案内文(帯状疱疹予防接種予診票・接種券を申込された方へ)
- 令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧
➂ 接種医療機関で接種予約 |
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- 「予診票・接種券」が届いたら、同封の「令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧」に掲載された医療機関に連絡し、接種の予約をしてください。
➃ 「予診票・接種券」を持参して接種 |
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【接種当日の持ち物】
- 予診票・接種券
※あらかじめ、「予診票」を記載の上、切り離さずに医療機関へ提出してください。
- 健康保険証等
- 接種費用(自己負担額を医療機関の窓口でお支払いください。)
助成を受けることのできる接種医療機関
- 接種医療機関については、「予診票・接種券」に同封の「令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧」にてご確認ください。
- 令和6年度の接種医療機関のうち、ホームページでの公表に同意いただいた医療機関は、以下よりご確認いただけます。
- 原則、予約制です。直接来院せず、必ず、事前に接種を希望する医療機関に予約に関する連絡をして下さい。
※原則、協力医療機関での接種となりますが、入院・入所等のやむを得ない理由により、協力医療機関以外での接種をお考えの方は、必ず接種前にワクチン接種推進室(0564-23-6714)へご相談ください。
健康被害救済について
帯状疱疹予防接種を受け、万が一障がいを残すなどの健康被害が生じ、その健康被害が予防接種によるもの等と認められた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による「医薬品副作用被害救済制度」により救済を受けることが出来ます。詳しくはこちら。(独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページにリンクします)