帯状疱疹予防接種費用の一部助成について
帯状疱疹予防接種費用の一部助成について
岡崎市では、令和6年度帯状疱疹予防接種費用の一部助成を令和6年4月22日(月)から開始しました。
接種を希望する方は、インフルエンザ・新型コロナワクチンの定期接種が始まる秋よりも前に接種を受けましょう。
- 助成を受けるためには事前に「帯状疱疹予防接種予診票・接種券」(以下、「予診票・接種券」という)を岡崎市に申請し、受け取ることが必要です。
- 令和5年度に発行した1回目接種券は使用できません。接種を希望する場合は、再度の申請が必要です。
- 「予診票・接種券」を受け取った後に、接種医療機関に予約し接種を受けてください。
※詳しくは「助成を受けるための手順」をご確認ください。
【目 次】
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹は、多くの人が子供の頃に感染する水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。
人から感染するものではなく、加齢・疲労・ストレス等で免疫力が低下したときに、体内に潜伏していたウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。
発症すると、体の片側に水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間程続きます。
さらに、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割のかたが長期間痛みの残る帯状疱疹後神経痛(PHN)に移行するといわれています。
また、罹患中に水痘の罹患経験がない人にうつして、水痘を発症させる可能性もあります。
対象者
過去に助成を受けたことのない、接種日時点で50歳以上の岡崎市民の方
※49歳(50歳の誕生日前)での接種はできません。
助成対象接種期間
令和6年4月22日(月)~令和7年1月31日(金) ※医療機関毎に接種日時は異なります。
ただし、不活化ワクチン2回目は1回目接種日により決定(最長で令和7年3月31日(月)まで)
※詳しくは下記「不活化ワクチン(シングリックス)を接種する際の留意点」をご確認ください。
助成が受けられるワクチン
ワクチンは以下の2種類から選択し、接種を受けます。
◎助成は、いずれかのワクチンに対して一度限りです。 (生ワクチンは1回のみ、不活化ワクチンは2回分まで)
生ワクチン (ビケン) |
不活化ワクチン (シングリックス) |
|
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接種回数 | 1回のみ | 2回(2か月後に2回目接種) (2か月を超えた場合も6か月後または令和7年3月31日のいずれか早い日までに接種) |
自己負担額 | 4,500円 | 11,500円×2回 |
接種方法 | 皮下接種 | 筋肉内接種 |
発症抑制効果 | 50~59歳 :69.8% *1 60歳以上 :51.3% *1 |
50歳以上:97.2% *3 70歳以上:91.3% *4 |
発症抑制の 持続効果 |
5年程度*2 | 10年程度*5 |
副反応について*6 | 【主な副反応のうち発生頻度10%以上】 注射部位の発赤(44.0%)・そう痒感(27.4%)・熱感(18.5%)・腫脹(17.0%)・疼痛(14.7%)・硬結(13.5%) 【非常に稀(頻度不明)】 アナフィラキシ―、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎 |
【主な副反応のうち発生頻度10%以上】 注射部位の疼痛(79.1%)・発赤(37.4%)・腫脹(24.2%)、 筋肉痛(36.9%)、疲労(34.6%)、頭痛(28.3%)、悪寒(21.4%)、発熱(16.7%)、胃腸症状(12.0%) 【非常に稀(頻度不明)】 ショック、アナフィラキシ― |
(引用元) *1:帯状疱疹ファクトシート(国立感染症研究所) *2:SPS試験及びSTPS試験 *3:ZOSTER-006試験 *4:ZOSTER-006/002併合解析 *5:ZOSTER-049試験 *6:添付文書(*1,2は本質的に同じ薬剤とされるZOSTAVAXの試験結果による)
不活化ワクチン(シングリックス)を接種する際の留意点
- 不活化ワクチン(シングリックス)は、2回接種を受ける必要があります。
- この助成は年度単位のものとなるため、1回目を10月2日以降に接種される場合、2回目の接種期限が令和7年3月31日となります。1回目の接種が遅くなる程、2回目の接種を受けることのできる期間が短くなります。
- 1回目の接種は、令和7年1月31日までに行ってください。
- 2回目の接種券は1回目接種日の翌月末頃に住民票の住所に郵送されます。
助成を受けるための手順
➀ 岡崎市に「予診票・接種券」の申請(申し込み) |
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- 以下の申請方法のいずれかで、「予診票・接種券」の申請を行ってください。
- 申請期間は令和6年4月22日(月)から令和6年12月27日(金)です(電子申請を除く)。
- 窓口申請以外は、「予診票・接種券」の到着まで1週間から10日間程度の期間をいただきます。
➁ 「予診票・接種券」の受け取り |
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「予診票・接種券」を送付する封筒には以下のものが同封されています。
- 案内文(帯状疱疹予防接種予診票・接種券を申込された方へ)
- 令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧
➂ 接種医療機関で接種予約 |
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- 「予診票・接種券」が届いたら、同封の「令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧」に掲載された医療機関に連絡し、接種の予約をしてください。
➃ 「予診票・接種券」を持参して接種 |
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【接種当日の持ち物】
- 予診票・接種券
※あらかじめ、「予診票」を記載の上、切り離さずに医療機関へ提出してください。
- 健康保険証
- 接種費用(自己負担額を医療機関の窓口でお支払いください。)
助成を受けることのできる接種医療機関
- 接種医療機関については、「予診票・接種券」に同封の「令和6年度帯状疱疹予防接種医療機関一覧」にてご確認ください。
- 令和6年度の接種医療機関のうち、ホームページでの公表に同意いただいた医療機関は、以下よりご確認いただけます。
- 原則、予約制です。直接来院せず、必ず、事前に接種を希望する医療機関に予約に関する連絡をして下さい。
※原則、協力医療機関での接種となりますが、入院・入所等のやむを得ない理由により、協力医療機関以外での接種をお考えの方は、必ず接種前にワクチン接種推進室(0564-23-6714)へご相談ください。
健康被害救済について
帯状疱疹予防接種を受け、万が一障がいを残すなどの健康被害が生じ、その健康被害が予防接種によるもの等と認められた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による「医薬品副作用被害救済制度」により救済を受けることが出来ます。詳しくはこちら。(独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページにリンクします)