岡崎市森林整備ビジョン(令和3年3月改訂)
岡崎市は、三河産地の豊かな森林と矢作川、乙川の清流を持ち、豊かな自然を活かした魅力のあるまちづくりを推進しています。
現在、森林は市域の約60%を占めており、わたしたち岡崎市民は、雨水を土壌に貯めゆっくりと下流に流し洪水を防ぐ機能や土壌を崩れにくくし、災害を防ぐなどの森林の持つ公益的機能による恩恵をたくさん受けて、生活しています。
本市の貴重な財産である森林の恩恵を、市民一人ひとりが十分に認識し、後世に受け継いでいくために、平成23年3月に「岡崎市森林整備ビジョン」を策定し、100年後の望ましい森林の姿を目指し、森林の整備や森林環境教育などに積極的に取り組んでいます。
この度、令和2年度に10年の短期目標を迎え、これまでの取組の結果や社会・経済・環境の変化、社会情勢の要求、計画の実効性を高めるための進捗管理を踏まえ、上位計画である「第7次岡崎市総合計画」や関連する計画と整合を図ることが必要となり、策定から10年間の取組の評価と岡崎市の森づくりの方向性を確認し、社会・経済・環境などに対応するために、令和元年度に「岡崎市森づくり協議会」を設置し議論を重ね、「岡崎市森林整備ビジョン」の改訂を行いました。
今後も継続して取り組んでいく課題と新たに発生した課題を整理し、「めぐみ・うるおい・やすらぎが共生する 岡崎らしい森林」を目指し、施策に取り組んでいきます。
岡崎市森林整備ビジョン(令和3年3月改訂)
第1章 岡崎市森林整備ビジョンの考え方
1-1 岡崎市森林整備ビジョンの趣旨
1-2 ビジョンで目指す、100年後の望ましい森林の姿
第2章 岡崎市の森林・林業の現状と課題
2-1 岡崎市の概要
2-2 岡崎市の森林・林業の現状と課題
2-3 現状と課題のまとめ
2-4 本市の森林づくりの方向性についての考え方
2-5 今回の改訂の趣旨
第3章 森林づくりの方向性と施策展開の概要
3-1 100年後の望ましい森林の姿
3-2 多様な機能を発揮する「岡崎らしい森林」
3-3 基本方針
3-4 施策体系
第4章 個別施策と取組
4-1 18の個別施策の内容
4-2 個別施策の構成
4-3 個別施策
4-4 100年後の森林とわたしたちのくらし
第5章 ビジョンの推進と評価
5-1 ビジョンの推進の考え方
5-2 個別施策の役割分担
5-3 関係者に期待する役割
5-4 個別施策の推進期間と目標
資料編
参考資料1 放置人工林調査
参考資料2 用語集
参考資料3 ビジョン改訂体制