高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)
「高齢者の肺炎球菌予防接種(定期接種)」について
肺炎は死亡原因の第5位となっており、また、成人の肺炎のうち約2~3割は肺炎球菌が原因と考えられています。
肺炎球菌には90種類以上の型がありますが、予防接種法に基づく定期予防接種では、23種類の型に対して効果のある
ワクチン(23価)が採用されています。
令和6年度の「高齢者の肺炎球菌予防接種(定期接種)」について
令和6年度の高齢者肺炎球菌予防接種(一部助成)は令和6年8月1日から開始しました。
対象者
対象者 | 接種券交付方法 | 接種期間 |
1. 65歳のかた |
誕生月の前月末に郵送 ※昭和34年4月2日生~昭和34年8月31日生 のかたは、令和6年7月末に郵送。 |
65歳の誕生日または令和6年8月1日のいずれかのうち遅い日から66歳の誕生日前日まで |
2. 60歳以上65歳未満のかたで 一定の障がいのあるかた*¹ |
電子申請または電話での受付後交付 (郵送または窓口交付) ※下記「申請方法」をご覧ください。 |
発行日から65歳の誕生日の前日 *令和7年5月31日までの申し込みのかたは、接種券の有効期限は令和7年5月31日または65歳の誕生日の前日までのいずれか早い日の接種期間の接種券を発券します。ただし、期間内の接種ができなかった場合は、再度接種券の交換が可能です。 |
上記の「1.」または「2.」に該当するかたで、高齢者肺炎球菌予防接種を受けることを希望し、
岡崎市の発行した令和6年度高齢者肺炎球菌予防接種通知書・予診票および接種券を医療機関に提出したかた。
(接種券を持たずに接種した場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。)
ただし、接種日時点で市外へ転出されたかたおよび過去に一度でも肺炎球菌ワクチン(23価)の予防接種を受けたことのあるかたは対象外です。
*¹:接種日当日に満60歳以上65歳未満のかたで、心臓、腎臓、もしくは呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる
免疫の機能の障がいを有するかた(障がいの程度が身体障害者福祉法施行規則による1級程度のかた)
※定期接種対象者以上の世代に対する経過措置は令和6年3月31日で終了しました。
接種期間
申請方法
対象者「2.」のかたで接種を希望されるかた、および接種券の再発行を希望されるかたは電子申請またはお電話にて申請してください。
電子申請 | |
電話申請 | 下記担当までお問い合わせください。 |
※令和6年8月1日より申請開始
自己負担額
2,000円
接種前の手続きで自己負担額が無料になる場合があります。自己負担額が無料になるのは、
市民税非課税世帯のかたと生活保護世帯のかたです。接種後の手続きはお受けできませんのでご注意ください。
手続き方法は下記へお問い合わせください。
【市民税非課税世帯かどうか分からない場合の確認方法】
お送りした接種券をお手元にご準備のうえ、下記へお問い合わせください。電話口で接種券に記載の『整理番号』を
お伝えいただくと、担当から折り返し確認結果をお伝えします。
なお、本年6月に市から「令和6年度市民税・県民税納税通知書兼決定通知書」が届いたかたは、市民税課税世帯です。
接種場所
接種券を持参の上、岡崎市協力医療機関で接種してください。
(接種券と合わせて岡崎市協力医療機関の一覧をお送りします。)
岡崎市外で接種を希望されるかたへ
【県内の医療機関で接種を希望される場合】
かかりつけ医や施設入所等の理由で、岡崎市協力医療機関以外で接種を希望される場合は、
接種前に手続きが必要です。詳しくは「愛知県広域予防接種事業【高齢者の予防接種】」をご覧ください。
なお、手続きには2週間程度かかります。
【県外の医療機関で接種を希望される場合】
接種前に手続きが必要です。詳しくは「県外での予防接種(高齢者の予防接種) 」をご覧ください。
なお、手続きには2週間程度かかります。
過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を受けたことがあるかたの2回目以降の接種(再接種)について
過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を受けたことがあるかたの2回目以降の接種(再接種)については、全額自己負担となります。
ご自身に再接種が必要かどうか、また、その接種時期についてもかかりつけ医にご相談いただいたうえで、再接種をご検討ください。
【再接種の時期について】
肺炎球菌ワクチンは効果の持続期間が長く、一度予防接種を受けると5年以上の効果が期待できると言われていますが、
過去に肺炎球菌ワクチンの接種を受けたかたが5年以内に再度接種をすると、初回接種より副反応の発生頻度が高く、
またその症状の程度が強く出ることも報告されています。そのため、「(再接種する場合は)その必要性を慎重に考慮したうえで、前回接種から
十分な間隔を確保して行う」こととされています。